コックピット キャノピーへの詳細の追加

この特定の機種のコックピット キャノピーは、バブル キャノピーと呼ばれ、P-47 で使用されるキャノピーの 1 つです。パイロットは、このガラスでできた球体に乗り込みます。前面のフロントガラスの横に 2 枚のフロントガラスがあり、これら 3 つのフロントガラスは、ロールバーのような金属の支柱によって支えられています。

注: Web 検索すると、バブル キャノピーが取り付けられた P-47 や、より広い部分が金属で覆われた初期のキャノピーなど、さまざまな興味深い写真が見つかります。

レッスンの準備:

1. 前のレッスンのシーンを引き続き使用するか、 \modeling\p47\p47_04.max を開きます。
2. ファイルを開く場合は、P-47 を 選択します。リボン [ポリゴン モデリング](Polygon Modeling)パネルで、[モディファイ モード](Modify Mode)をクリックします。
3. リボン [編集](Edit)パネルで、 ([NURMS])をオフにします。

前面のフロントガラスのシェイプを調整する:

1. ビューポートで右クリックし、クアッド メニューから[すべて表示](Unhide All)を選択します。

   キャノピーが再び表示されます。

   
2. パース ビューポートを オービット、 パン、 ズームして、キャノピーをより近くで表示します。
   
3. キャノピーを 選択し、必要に応じて、F4 を押してエッジ面を表示します。
   
4. ([頂点](Vertex))サブオブジェクト レベルに切り替えます。前面のフロントガラスの上部にある中央の頂点を 選択します。
   
5. リボン [編集](Edit)パネルで、 ([コンストレイント : エッジ](Constrain To Edge))をアクティブにします。次に頂点を上に 移動して、前面のフロントガラスの上部を尖らせます。
   
6. ([オブジェクトを選択](Select Object))をアクティブにして、[移動](Move)を非アクティブにします。
7. リボン [編集](Edit)パネルで、 ([コンストレイント : なし](Constrain To None))をアクティブにします。

エッジを追加して金属部分を補強する:

1. リボン [編集](Edit)パネルで、 ([スイフトループ](SwiftLoop))をオンにします。
2. 次のように、エッジ ループを追加して、キャノピーの金属部分を補強します。
   • キャノピーの底部に、水平方向のエッジ ループを追加します。
     ヒント: ここでは、フロント ビューポートを使用して、ループを設計図のイメージと一致させます。
     
   • 前面のフロントガラスを定義するエッジのすぐ後ろに、垂直方向のエッジ ループを追加します。
     
   • 「ロールバー」の支柱を定義するエッジのすぐ前に、垂直方向のエッジ ループを追加します。
     
3. 右クリックして[スイフトループ](SwiftLoop)ツールを終了します。
4. ([エッジ](Edge))サブオブジェクト レベルに切り替えます。
5. 「ロールバー」支柱の上部前方にあるエッジを クリックし、+クリックして 2 つ選択します。
   
6. リボン [編集](Edit)パネルで、 ([コンストレイント : エッジ](Constrain To Edge))をアクティブにします。エッジを少し前へ 移動して、支柱の幅がより均等になるようにします。
   
7. フロントガラス フレームの後部を定義する 2 つの上側エッジについても、同じような調整を行います。エッジをわずかに後ろへ 移動して、フレームの幅がより均等になるようにします。
   
8. ([オブジェクトを選択](Select Object))をアクティブにして、[移動](Move)を非アクティブにします。
9. リボン [編集](Edit)パネルで、 ([コンストレイント : なし](Constrain To None))をアクティブにします。

金属部分に幅を追加する:

1. ([ポリゴン](Polygon))サブオブジェクト レベルに切り替えます。
2. ([選択図形ズーム全ビューポート](Zoom Extents All Selected))をクリックします。
   
   注: [ポリゴン](Polygon)サブオブジェクト レベルを変更すると、図に示すように、すべてのポリゴンが選択される場合があります。
3. キャノピー以外の部分を クリックして、すべてのポリゴンを選択解除します。次に、キャノピーのガラス部分に対応するポリゴンをクリックおよび +クリックします。パース ビューでは表示されないポリゴンを選択するには、トップ ビューポートを使用する必要があります。
   

   トップ ビュー

   

   パース ビュー

4. +I を押して、選択を反転させます。
   
5. リボン[ポリゴン](Polygons)パネルで、+ ([押し出し](Extrude))をクリックします。

   3ds Max によって[ポリゴンを押し出し](Extrude Polygons)キャディが表示されます。

6. キャディの 1 番目のコントロールで、ドロップダウン リストから、[ローカル法線](Local Normal)を選択します。
   
7. キャディの 2 番目のコントロールを使用して、約 1.7 単位ポリゴンを押し出します。
   
8. ([OK])をクリックして押し出しを適用します。
9. リボン [選択を修正](Modify Selection)パネルで、 ([グロー](Grow))をクリックします。

   これにより、金属部分を押し出したときに作成された側面が選択されます。これらの面も金属部分になります。

   

重要: これ以降のレッスンでもこの選択を使用します。

次のレッスン

スムージング グループを使用したキャノピーのガラス部分と金属部分の区別