[補間](Interpolation)ロールアウト([スウィープ](Sweep)モディファイヤ)

[スウィープ](Sweep)モディファイヤの[補間](Interpolation)ロールアウトのコントロールは、他のスプラインとまったく同様に機能します。ただし、コントロールは、断面のスウィープの基になっているスプラインではなく、選択したビルトイン断面にのみ適用されます。

注: 基礎になるスプライン パスの補間の設定を変更する場合は、モディファイヤ スタック内のパス オブジェクトを選択する必要があります。

一般的に、すべてのスプライン カーブは、真のカーブに近似する小さな直線に分割されます。スプライン上の各頂点間の分割数を「ステップ数」といいます。ステップの数が増えれば、それだけカーブの外観は滑らかになります。

注: [補間](Interpolation)ロールアウトは、ビルトイン断面を使用する場合にのみアクティブになります。
ステップ数
3ds Max に各ビルトイン断面の頂点の間で使用させたい分割数(ステップ数)を設定します。 半径の小さいカーブを持つスプラインは、滑らかに表示するためには多数のステップを必要とし、ゆるやかなカーブはより少ないステップ数で済みます。指定できる範囲は 0 から 100 です。

左: 0 ステップに設定された扇形の断面

右: 4 ステップに設定された右側の同じ断面

スプラインのステップ数は、適応化させることも、手動で指定することもできます。使用する方法は、[アダプティブ](Adaptive)チェック ボックスの状態によって決まります。手動による補間の主な用途は、作成される頂点の数を厳密に制御する必要のあるモーフィングやその他の操作のためのスプラインを作成することです。

最適化
このチェック ボックスにチェックマークが付いている場合、スプライン内の直線セグメントから不要なステップが削除されます。既定値ではチェックマークが付いています。
注: [アダプティブ](Adaptive)にチェックマークが付いていると、[最適化](Optimize)は使用できません。

左: 左側のスウィープに対して[最適化](Optimize)のチェックマークを付けた状態

右: 右側のスウィープに対して[最適化](Optimize)のチェックマークを付けていない状態

アダプティブ

このチェック ボックスにチェックマークが付いている場合、各スプラインに滑らかなカーブを生成するためのステップ数が自動的に設定されます。直線セグメントに設定されるステップ数は、常に 0 です。チェックマークを消すと、[最適化](Optimize)と[ステップ数](Steps)を使用して、手動による補間コントロールが使用可能になります。既定値ではチェックマークが付いていません。