「ラッパー」として機能するバッチ ファイル (3dsmax.exe 本体ではなく BAT ファイルまたは EXE ファイル) から 3ds Max を起動するようにローカル マシンを設定している場合、送信先を指定する機能が正しく動作するように、追加の設定を行っておく必要があります。
[送信](Send To)を使用して他のオートデスク アプリケーションから 3ds Max へファイルを返還する前に、次に示す手順を実行してください。
このファイルのファイル名の部分(*)は、実行中の 3ds Max のバージョンによって異なります。/synergy というサブフォルダの中に、他のアプリケーションに関する *.syncfg ファイルが含まれている場合があります。
*.syncfg の場所は、C:/programdata/autodesk/synergy/ です。
*.syncfg ファイルは、XMLファイルですので、テキスト エディタで編集することができます。
SYNCFG ファイル内の記述はリリースのバージョンによって特定の文字列の値が異りますが、たとえば 32ビット版の 3ds Max の場合、次のように表示されます。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <SynHubConfig SchemaVersion="1.0"> <Application Name="3ds Max" StringVersion="3ds Max 2013" NumericVersion="2013" ExecutablePath="C:\Program Files (x86)\Autodesk\3ds Max 2013 (x86)\3dsmax.exe" Architecture="x86_32" /> </SynHubConfig>
これに <Application> 要素を追加すると、次のようになります。強調表示された部分が変更箇所です。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <SynHubConfig SchemaVersion="1.0"> <Application Name="3ds Max" StringVersion="3ds Max 2013" NumericVersion="2013" ExecutablePath="C:\Program Files (x86)\Autodesk\3ds Max 2013 (x86)\3dsmax.exe" Architecture="x86_32" StartWrapperPath=”C:\My_Company_s_Utilities\StartMaxInSomeCustomWay.exe” /> </SynHubConfig>