ファンクション カーブの接線は、アニメーション キー間の補間値に影響します。一般的なアニメーション コントロールは、キー位置のファンクション カーブを定義するときに固定された接線を使用します。ファンクション カーブを確認するのに最適な方法は、[トラック ビュー - カーブ エディタ](Track View - Curve Editor)モードです。
既定では、3ds Max は新しいアニメーション キーに自動接線を割り当てます。この結果、キーフレーム全体のモーションが滑らかで自然になります。
一方、必要に応じ、アニメーションにコーナーや急カーブを加えることもできます。線形コントローラでは前後のキーを直接指す非連続接線を使用し、キーで動きに急激な変化を作成します。
[キー情報](Key Info)ダイアログ ボックスの下の 2 つの大きいフライアウト ボタンは 5 種類の既定接線を表示する他、6 番目のタイプとして、カスタム接線の作成に使用できるスプラインを表示します。
カーブ エディタ内のキーをハイライトすると、一方の端にドットがある線がその中に通っているのが見えます。これが接線です。接線を利用できるのは、自動接線(青いハンドル)とスプライン接線(黒いハンドル)だけです。キーの左側にあるハンドルはイン接線で、右側にあるものはアウト接線です。カーブ エディタ内の[キー接線](Key Tangents)ツールバー上のフライアウト ボタンを使用すると、ハイライトされているすべてのキーに、個別のイン接線タイプとアウト接線タイプを割り当てることができます。
左側に小さな矢印が付いたフライアウト ボタンは、ハイライトされたキーにイン接線を割り当てます。一方、右側に小さな矢印が付いたフライアウト ボタンは、キーにアウト接線を割り当てます。