ロフティングは 3D オブジェクト作成の重要な方法です。シェイプ オブジェクトを作成し、パスおよび任意の数の断面シェイプとして使います。パスはロフト オブジェクトを形成する断面を格納するフレームワークになります。
円がパスに沿ってロフトされ、チューブ状のシェイプが作成されます。
作成したロフト オブジェクトについては、パラメータとサブオブジェクトを変更し、アニメートすることができます。
ロフトの作成時には、最初にロフト オブジェクトのパスおよび断面として使用することができるシェイプ オブジェクトを作成する必要があります。
ロフトは初期の造船用語から来ています。ロフトと呼ばれる大きいフレームワークで船を組み立てる間に船体を支えるために使われました。船の助材(断面)をロフトに引き上げる工程をロフティングと呼んでいます。
近代的な自動車の 3 次元モデルのデザインを作成する典型的な方法は、数箇所のキー ポイントで断面図を描くことです。この断面図をカット アウトしてテンプレートを作成し、レールの上に置きます。モデル設計師がテンプレートの間を埋めてモデルの表面を生成します。
同じような手順でロフト オブジェクトを作成します。最初に 2 つ以上のスプライン オブジェクトを作成します。スプラインの 1 つはパスと呼ばれるレールになります。他のスプラインはシェイプと呼ばれるオブジェクトの断面です。パスに沿ってシェイプを配置すると、3ds Max により、シェイプの間に面が生成されます。