荷重-変位曲線が生成され、シミュレーションされた強度が実験強度と比較されます。
荷重-変位プロットは、構造のグローバルな剛性応答を決定するためのツールとしてよく使用されます。これらは、破損の開始と進行に伴う構造の動作を決定するための簡単な手段として、進行性破損解析で特に役に立ちます。荷重-変位プロットを生成するには、データを出力ファイルから抽出する必要があります。
- を選択します。表示されるダイアログ ボックスで、[ODB field output]オプションを選択して、[Continue]をクリックします。
- 表示されるダイアログ ボックスで、[Position]に[Unique Nodal]を選択し、[RF2]および[U2]チェックボックスをオンにします。[Elements/Nodes]タブで、[Node sets]をクリックして、[LOAD_NODE]を選択します。
注: 以前に定義した方程式の拘束によって、総反力を荷重節点のみから簡単に決定することができます。
- [Save]をクリックします。
- を選択します。表示されるダイアログ ボックスには、2 つのデータ セットがあります。このデータをファイルに書き込むには、[Rename]ボタンを使用して名前を変更する必要があります。
- データの名前を変更すると、を選択して、データをテキスト ファイルに出力できます。次に、Microsoft Office Excel などのさまざまなツールを使用して、データをプロットできます。
荷重-変位曲線のプロットを次に示します。変位 0.0462 での剛性の急激な低減は、プレートの最終的な破損に対応するものです。シミュレーションされた最大荷重は 10,769 lbs で、強度は 49.9 ksi です。プレートの実験 [1] 強度は下の表で 50.5 ksi と示されています。Simulation Composite Analysis で予測された最大強度は、実験強度とわずか 1.2% 異なるだけです。