結果を表示して解釈する

結果ファイルに保存されている Simulation Composite Analysis からの状態変数出力を確認します。

残念ながら、Patran の現在のリリースでは、粘性状態変数を表示することはできません。他の後処理ツールを使用して、粘性状態変数の結果を表示できる場合があります。

粘性ユーザ材料を使用した解析結果の確認で考慮すべき重要な状態変数は、SV2、SV3、SV7 です。

要約すると、SV3 は積分点が破損の開始にどのくらい近いかを示す「破損前」の測定値、SV7 は積分点が破損開始後に完全な剛性低減にどのくらい近いかを示す「破損後」の測定値と考えることができます。

粘性材料に関する Simulation Composite Analysis 状態変数の詳細については、『ユーザ ガイド』の「付録 D」を参照してください。