粘性ユーザ材料を作成する

Simulation Composite Analysis の粘性材料のための完全な材料応答を定義します。

MCOHE と MATUDS の 2 つの エントリはバルク データ ファイルの粘性ユーザ材料を定義するために使用されます。

  1. バルク データ ファイルを開き、GENUDS エントリを見つけます。
  2. GENUDS エントリの下に、次の行を入力します。
    MCOHE, 9002, -1, 0
    MATUDS, 9002, MCOHE, asca, UCOHES,
    , REAL, 12, 1.0E+7, 1.0E+7, 1.0E+7, 1.0E+3, 3.0E+3, 3.0E+3,
    ,     , 0.01

上の MCOHE エントリは、材料 9002 がユーザ サブルーチンで定義されることを MSC Nastran に通知します。

MATUDS エントリはユーザ材料サブルーチンを識別し、材料 9002 の損傷応答を決定します。

粘性ユーザ材料定数

粘性ユーザ材料定数(UMC)は、MATUDS エントリ内の REAL フィールドの直後に置かれます。各粘性 UMC の詳細な説明については、『ユーザ ガイド』の「付録 B」を参照してください。