付録 B: 作成された mdata ファイルの保存先についての推奨事項

新しい材料ファイルを保存するのに最適な場所を決定します。

Simulation Composite Analysis をインストールすると、事前設定された材料ライブラリが、Autodesk のインストール フォルダの Materials フォルダ、および %APPDATA%¥Autodesk¥Simulation Composite Analysis 2015.1¥Materials の 2 つの場所にインストールされます。この 2 番目のフォルダが材料ファイルを検索するための既定の場所に設定され、作成された mdata ファイルを保存する正しい場所になります。ファイルを別の場所に保存する場合、Simulation Composite Analysis が材料ファイルを検索する場所を変更する必要があります。 この場所は Simulation Composite Analysis 環境設定ファイル内の変数を変更することで変更できます。 この環境設定ファイルは、Autodesk のインストール フォルダにあります。環境設定ファイルの名前は次のとおりです。

asca.env

Windows の場合、環境設定ファイルの内容は次のようになります。

&ASCA_ENV
MATERIAL_FILE_DIR = '<%APPDATA%\Autodesk\Simulation Composite Analysis 2015.1\Materials\>'
/

Linux の場合、環境設定ファイルの内容は次のようになります。

&ASCA_ENV
MATERIAL_FILE_DIR = '<%APPDATA%\Autodesk\Simulation Composite Analysis 2015.1\Materials\>'
LICENSE_THIN_CLIENT = 1
/

MATERIAL_FILE_DIR 変数を変更して、製品が材料ファイルを検索する場所を反映することができます。指定された MATERIAL_FILE_DIR に材料が見つからない場合、Simulation Composite Analysis は次の場所を検索します。

材料フォルダには、ASCAMatDB.xml というファイルがあります。材料 ID は材料を参照するために ANSYS によって使用されるため、このファイルはすべての材料名を材料 ID にマッピングします。Simulation Composite Analysis は、新しい材料を保存する時に自動的に ASCAMatDB.xml ファイルを更新します。そのため、材料を保存するフォルダには ASCAMatDB.xml ファイルが含まれている必要があります。