Abaqus ビューアで Simulation Composite Analysis の解析依存の状態変数を表示するには、それらの変数を .odb ファイルに書き込む必要があります。
状態変数は、Abaqus 入力ファイル内で明示的に要求されている場合のみ .odb ファイルに書き込まれます。この要求に対しては、要素出力変数のリストに SDV を追加することで対応します。既定では、事前に選択された出力変数のリストが出力データベースに書き込まれます。この既定のリストも変更されます。
*OUTPUT, FIELD, VARIABLE=PRESELECT
*Node Output RF, U
これらの行は、節点変位(U)および反力(RF)をデータベースに書き込みます。
*Element Output, directions=YES 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12, 13, 14, 15, 16 S, E, SDV *Element Output, directions=YES 17, 18, 19, 20, 21, 22, 23, 24 S, E, SDV
*OUTPUT, FIELD *NODEOUTPUT RF, U *ELEMENTOUTPUT, DIRECTIONS=YES 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12, 13, 14, 15, 16 E, S, SDV *ELEMENTOUTPUT, DIRECTIONS=YES 17, 18, 19, 20, 21, 22, 23, 24 E, S, SDV
上記は、単純な出力定義です。他の入力ファイルは、これとは異なりさらに複雑な場合があります。一般に、Simulation Composite Analysis 固有の出力定義に対する変更は 1 つだけです。すなわち、要素出力変数の識別キーのリストに SDV を追加することです。