入力ファイルに外部剛性パラメータを追加します。
Abaqus で材料を定義するために、Simulation Composite Analysis は *User Material 定義ではなく、*Elastic 定義を使用します。*User Material 定義を使用した場合、Abaqus では特定の断面パラメータを計算できません。これは、これらの断面パラメータの計算に必要な弾性定数が使用できないためです。解析を正常に実行するには、これらのパラメータを定義する必要があります。
Simulation Composite Analysis には xStiff と呼ばれるコマンド ライン プログラムが搭載されています。このプログラムは、Abaqus 入力ファイルを読み取り、Simulation Composite Analysis 材料を使用する低減積分要素で必要な外部剛性パラメータを自動的に計算して挿入します。この補助プログラムにより、モデル作成プロセスの速度と精度が大幅に改善されます。
通常、xStiff は、モデルを作成して解析用に送信する前に実行します。ここで、この解析の入力ファイルが書き込まれ、xStiff を使用して適切な外部剛性パラメータが計算および挿入されます。
をダブル クリックするか、メイン ツールバーからを選択します。[Create Job]ダイアログ ボックスが表示されます。 >>cd <directory containing input file>
>>xstf -i ASCA_Tutorial_3
>>abaqus job=ASCA_Tutorial_3_xs