まとめ

Simulation Composite Analysis を使用して穴のある複合材料プレートにおける、変位でコントロールされる荷重によって発生する進行性破損を予測しました。

Simulation Composite Analysis に固有の 3 つの手順が使用されました。

  1. 実験上の単層特性を指定するためにComposite Material Managerが使用されました(「Composite Material Manager を使用してユーザ材料特性を指定する」)。
  2. ANSYS で Simulation Composite Analysis プラグインを使用して材料を定義しました(「Simulation Composite Analysis プラグインを使用してユーザ材料を作成する」を参照)。
  3. 解析コントロールを定義しました(「解析コントロールを指定する」を参照)。
  4. 結果ファイル(.rst)への状態変数(SVAR)の出力を要求しました(「結果ファイルへ解析出力を定義する」を参照)。

解析の完了後、ANSYS を使用して個別の層内の繊維および母材破損をプロットして、層 2 の破損の進展を表示しました。荷重-変位プロットも生成しました。