ドラフトサーフェスおよびフランジサーフェスを作成する

Multi-Surface Draft ツールを使用して、一連のカーブまたはサーフェスカーブからサーフェスを作成します。

一連のカーブからドラフトサーフェスを作成する

牽引方向に沿って、一連のプロファイルカーブから 1 つ以上のサーフェスを作成します。

Surfaces > Multi-Surface Draft を選択します。
Control ウィンドウで、Type を Draft に設定し、Draft Vector Options から牽引方向を選択します。
Pick Mask セクションで Curve 以外のすべてをオフにして、自由カーブだけを入力として選択できるようにします。
すべてのカーブをボックス選択します。カーブは disjoint(非接触)、G0 (連続位置)、または G1 (接線連続)とすることができます。必要に応じてカーブを個別に選択することもできます。
Multi-Surface Draft マニピュレータが表示されます。
Build ボタンをクリックします。
ドラフトサーフェスが構築されます。
次のいずれかを実行します。
- 異なるドラフトベクトルオプションを選択するか、牽引方向マニピュレータを使用して、牽引方向を変更します(「マニピュレータを使用して牽引方向を設定する」を参照)。
- Control ウィンドウまたはマニピュレータを使用して、サーフェスの Draft Angle および Length を変更します(「サーフェスに沿ったポイントに角度または長さを設定する」を参照)。
- Explicit Control をオンにして、U 方向の制御点のレイアウトとスパンを調整します。
- カーブの両側にサーフェスを延長するには、Double Sided をオンにします。
- コーナー(元のカーブがエンドポイントを共有している場所)でドラフトサーフェスを自動的に延長またはトリミングするには、Intersect Flanges をオンにします。
- Modify Range をオンにして Start/End スライダまたは矢印マニピュレータを使用し、ドラフトサーフェスの範囲を変更します。
Update を再びクリックしてサーフェスを更新するか、Auto Update をオンにします。
高さが 30 でドラフト角度が 15 の両面ドラフトサーフェス。
ツール内でカーブをクリックすることにより、カーブを選択肢に追加したり選択肢から削除できます。

既存のサーフェスのカーブからフランジサーフェスを作成する

サーフェスカーブのセットから、抜き方向に沿って、またはオリジナルサーフェスに相対的な角度で、1 つまたは複数のサーフェスを作成します。

Surfaces > Multi-surface Draft を選択します。
コントロールウィンドウで次の操作を行います。
- Type を、フランジのようなサーフェスを作成する場合はNormal に、ドラフトサーフェスを作成する場合は Draft に設定
- Pick Mask セクションで、入力として選択するカーブの種類を有効にします(Surface Isoparm、Surface Trim Edge、または Curve-on-surface)。
- 単一の Flange サーフェスまたは Draft サーフェスを作成する場合は、Surface Type を Single surface に設定します。
- Auto Update をオンにする
すべてのカーブをクリックするか、ボックス選択します。カーブは、不連続(非接触)または連続にすることができます。
カーブが追加されるたびにそのカーブが強調表示され、Flange サーフェスが作成されます。サーフェスカーブが複数選択されていたとしても、単一の Flange サーフェスしか作成されません。

注: (複数のマニピュレータを使用して)可変高または可変角度のフランジサーフェスまたはドラフトサーフェスを作成できるのは、G1 (以上)の入力カーブのみです。
Type を Draft に設定した場合、プルベクトルを選択してサーフェスの最初の方向を指定する必要もあります(Draft Vector Options または Construction > Vector を使用してベクトルオブジェクトを作成)。
マニピュレータを使用して、Flange/Draft サーフェスの長さや角度を調整します(下記を参照)。
ツール内でカーブをクリックすることにより、カーブを選択肢に追加したり選択肢から削除できます。