参照プレーンまたはコンストラクション プレーンを作成または編集する

Plane ツールで、プレーンが必要なツールの入力として使用できる参照プレーン、またはコンストラクション プレーンとしての参照プレーンを作成することができます。

参照プレーンまたはコンストラクション プレーンを作成する

  1. Construction > Plane の順に選択します。

    表示ウィンドウの下部にボタンが 5 個表示されます。ボタンごとに異なる種類のコンストラクション プレーンを作成できます。以下の 5 種類があります。

    ビュー
    プレーンの中心点を指定する場合に使用する、1 ポイントコンストラクション プレーンです。プレーンの Z 軸が表示ベクトルと平行になるように、方向が設定されます。ポイントを任意のジオメトリにスナップすることもできます。
    Slice
    2 つのポイントを指定する場合に使用する、新しい種類のプレーンです。3 番目のポイントを視点の位置に設定して、プレーンを端から見るようにします。このプレーンは、断面を定義する場合に便利です。
    3 Pt
    3 つのポイントを入力してプレーンを完全に定義する場合に使用する、標準の 3 ポイントコンストラクション プレーンです。
    Geom
    これを使用してプレーンの中心点をジオメトリにスナップすることで、Z 軸の方向をサーフェス法線またはカーブ接線に設定できます。
    World
    これも 1 ポイント プレーンです。中心点を指定して、3 つの軸がワールド座標に沿うように方向を設定します。ポイントを任意のジオメトリにスナップできます。
    注: ViewGeomWorld の各プレーンにはマニピュレータがあるので、これを使用してプレーンの方向を微調整できます。
  2. 作成するプレーンの種類を選択します。

    (画面に表示されるボタンはオプションです。これらのボタンは表示内をクリックして無視することができ、代わりにオプション ウィンドウから選択できます)。

  3. プロンプト ラインの指示に従って、1 番目、2 番目、3 番目のポイントをクリックして配置します。3D 座標を入力して指定することもできます。
  4. ポイントの移動やマニピュレータの使用(利用可能な場合)によってプレーンを調整し、プレーンの移動、回転、サイズ変更を行います。
  5. このプレーンを参照プレーンにして、別のプレーンの作成を続ける場合は、Next Plane をクリックします。

    このプレーンをコンストラクション プレーンにするには、Set Construction Plane をクリックします。

    注:

    1 つのシーンに作成できるコンストラクション プレーンは 1 つだけです。シーンにすでにコンストラクション プレーンがある状態でさらにコンストラクション プレーンを作成すると、既存のコンストラクション プレーンは参照プレーンになります。

プレーン マニピュレータを使用するには

ハンドルをクリックして選択してから(ハンドルが白くなります)、次のいずれかの操作を行います。

インタラクティブな操作

  • 軸に沿ってプレーンを移動するには、矢印のハンドルをドラッグします。
  • 同じ色の軸(アークに直交する軸)を中心にプレーンを回転させるには、点線のアークをドラッグします。
  • ハンドルの正方形と同じ色の軸に沿ってプレーンをスケーリングしするには、その正方形のハンドルをドラッグします。
  • 中心のハンドルをドラッグすれば、自由にプレーンを移動できます。
  • 2 つの直交する方向のどちらかにプレーンを反転するには、長方形のボックスのいずれかをクリックします。
  • X、Y、または Z 軸を基準にプレーンを反射させるには、点線表示の軸をクリックします。
  • マニピュレータへの変更を元に戻すには、Edit > Undo の順に選択します。

参照プレーン/コンストラクション プレーンを編集する

  1. 参照プレーンを選択します。
  2. Construction > Plane の順に選択します。

    ポイントとマニピュレータ(選択したプレーンにある場合)が表示されます。

    注:

    まず、Plane ツールを選択してから、編集するプレーンを選択することもできます。

  3. ポイントをドラッグするか、マニピュレータを使用してプレーンを調整します。
    ヒント:

    Information Window (Windows > Information > Information Window )を開くと、プレーンの操作についての詳しい情報が表示されます。

  4. プレーンを参照プレーンにして、別のプレーンの作成を続ける場合は、Next Plane をクリックします。

    このプレーンをコンストラクション プレーンにするには、Set Construction Plane をクリックします。

    注:

    1 つのシーンに作成できるコンストラクション プレーンは 1 つだけです。シーンにすでにコンストラクション プレーンがある状態でさらにコンストラクション プレーンを作成すると、既存のコンストラクション プレーンは参照プレーンになります。

コンストラクション プレーンを選択する

参照プレーン/コンストラクション プレーンを表示または非表示にする

参照プレーン/コンストラクション プレーンを削除する

  1. 参照プレーンまたはコンストラクション プレーンだけを選択します。
  2. キーを押します。またはメニューから Delete > Delete Active の順に選択します。

カーブとプレーンの交点にスナップする

コンストラクションプレーンと交差するカーブに簡単にスナップし、スナップポイントをカーブに沿った任意の場所、またはカーブとプレーンが交差するポイントに配置することができます。

Curve Snap OptionsTrue Intersections がチェックされている場合にスナップ ポイントをコンストラクション プレーンの近くにドラッグすると、プレーンに黄色の十字が表示されます。この十字はスナップ ポイントが交点とぴったり重なっていることを表します。