コンストラクション ヒストリは、オブジェクトが作成された手順について保持している情報です。コンストラクション ヒストリを編集すると、オブジェクトが自動的に更新されます。
Alias には、オブジェクトがどのように構築されたかというヒストリ(履歴)を保存するオプションが、ほぼすべてのツールにあります。このヒストリにより、オブジェクトの作成に使用されたカーブ、サーフェス、マニピュレータ、ツールオプションの編集を行うことができます。編集後はオブジェクトが自動的に更新されます。
たとえば、Revolveツールを使用してコンストラクションヒストリのあるオブジェクトを作成すると、以下のことができます。
その後、サーフェスが自動的に更新されます。
ツールの使用時にコンストラクションヒストリを作成するには、オプションウィンドウのCreate Historyオプションをオンにします。既定では、すべてのツールでこのオプションがオンになっています。
コンストラクションヒストリのあるオブジェクトは、既定カラーでは緑色で表示されます。
サーフェスやカーブをコンストラクションヒストリを使用して構築した場合、サーフェスやカーブに沿ってそのコンストラクタオブジェクトを座標変換しても、サーフェスやカーブを移動、スケーリング、回転することはできません。