Surface Fillet オプション ウィンドウにあるコントロールを使用して、フィレット サーフェスのシェイプ(断面)を制御します。
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を選択して、フィレット コントロール ウィンドウを表示します。
リードインと円形の断面を使用する
- Section Type を Lead に設定して、Variable Fillets をオフにします。
- Tangent Offset を設定します。
Tangent Offset は、2 組のサーフェスとコンタクト ライン(新しいフィレット サーフェスがどちらかのサイドでサーフェスと接するライン)の交差するライン間の距離です。
- Specify オプションを、使用するリードイン変数 Peak Radius または Knee Ratio に設定します。
この 2 つの数値はどちらもリード距離を測定する方法なので、どちらを選択して指定しても問題ありません。
Peak Radius は、フィレットの頂点からの最大半径です。
Knee Ratio はピーク半径と接線オフセット距離間の比率です。Knee Ratio = Peak Radius / Tangent Offset。
バイアスとリードイン断面を使用する
- Section Type を Bias に設定して、Variable Fillets をオフにします。
- Tangent Offset を設定します。
Tangent Offset は、2 組のサーフェスとコンタクト ライン(新しいフィレット サーフェスがどちらかのサイドでサーフェスと接するライン)の交差するライン間の距離です。
- Specify オプションを、使用するリード距離変数 Peak Radius または Knee Ratio に設定します。
この 2 つの数値はどちらもリード距離を測定する方法なので、どちらを選択して指定しても問題ありません。
Peak Radius は、フィレットの頂点からの最大半径です。
Knee Ratio はピーク半径と接線オフセット距離間の比率です。Knee Ratio = Peak Radius / Tangent Offset。
- Bias Factor オプションを使用して、ピークが近いほうのサイドを制御することができます。0 は中心を表します。負の値は、1 番目のサイドに偏っていることを表します。正の値は、2 番目のサイドに偏っていることを表します。
円形の断面を使用する
- Section Type を G1 Circular に設定し、Variable Fillets をオフにします。
- Specify オプションを、使用する変数 Center radius、Tangent offset、または Both に設定します。
Center Radius は、フィレットの円弧長の中心にある半径です。
Tangent Offset は、2 組のサーフェスとコンタクト ライン(新しいフィレット サーフェスがどちらかのサイドでサーフェスと接するライン)の交差するライン間の距離です。
- Radius や Tangent Offset を設定します。
- Form Factor を設定します。Form Factor は、(V 方向の)フィレットの断面に沿った CV の分布に影響があります。
曲率連続性を使用する
- Section Type を G2 Curvature または G3 Curvature に設定して、Variable Fillets をオフにします。
- Specify オプションを、使用する変数 Center radius、Tangent offset、または Both に設定します。
Center Radius は、フィレットの円弧長の中心にある半径です。
Tangent Offset は、2 組のサーフェスとコンタクト ライン(新しいフィレット サーフェスがどちらかのサイドでサーフェスと接するライン)の交差するライン間の距離です。
- Radius や Tangent Offset を設定します。
- Form Factor を設定します。Form Factor は、(V 方向の)フィレットの断面に沿った CV の分布に影響があります。
- Curvature ポップアップ メニューを使用して、曲率連続性を両側に強制するか、片側だけにしておくかを選択します(もう片方は接線になります)。