File > Export > SDL

シーンをレンダリングするのに必要な情報を含む SDL ファイルを保存します。

SDL とは、Alias で使用される Scene Description Language です。SDL ファイルはバイナリ ファイルで、モデル、シェーダ、ライト、アニメーションを含む、シーンのレンダリングに必要なすべての情報が含まれています。SDL ファイルを編集可能なテキストに変換するには、スタンドアローン ユーティリティ bsdl を使用します。SDL ファイルは単純なテキスト ファイルに変換できるので、「手作業で」編集することができます。つまり、テキスト エディタと SDL コマンドを使用して、シーンを作成、編集することができます。ただし、通常は SDL ファイルを直接編集する必要はありません。その代わりに、インタラクティブなモデリング プログラムは、シーンの SDL ファイルを自動的に生成し、レンダラに出力します。SDL ファイルをテキストに変換して編集する場合、編集が終了したら、必ず bsdl を使用してバイナリに変換し直してください。

ただし、以下のように SDL ファイルを編集しなければならない場合もあります。

基本的なプログラミングで構築したものをシーンの記述に適用すれば、インタラクティブなモデラーだけでは作成が面倒、または作成不可能な、便利でかつ劇的な効果を生み出すことができます。SDL プログラミング言語の柔軟性を利用して、インタラクティブなモデラのダイナミクスやパーティクル システムを拡張することもできます。

シーンを記述した SDL ファイルを用意すれば、インタラクティブなモデラや、スタンドアロン レンダラを使用してレンダリングできます。

注:

テクスチャが埋め込まれた SDL ファイルをコマンド ラインを使用してレンダリングする予定の場合、SDL ファイルを書き出す前にテクスチャを取り出す必要があります。

操作方法

SDL ファイルを書き出す

UNIX コマンド ラインからシーンをレンダリングする