WIRE 書き出しオプション

既定の Save コマンドは、Alias の標準バイナリファイル フォーマットである WIRE です。既定では Wire Options セクションが表示されます。

プログラマは、Alias OpenModel ライブラリを使用することにより、Wire ファイルにアクセスできます。Alias 内部から、古いバージョンの Wire を開くことができます。古いバージョンの Wire ファイルの名前を変更して、古いフォーマットのファイルを保存しておき、Alias の最新のバージョンで作業を開始することができます。このフォーマットのサポートするエンティティには、サーフェス、カーブ、Polysetなどがあります。

Wire Options

Embed Image References

オンにすると、シーンで使用されるすべてのファイル テクスチャと環境イメージが Wire ファイルに埋め込まれます。これを使用すると、シーンをレンダリングする際に必要なテクスチャ イメージと環境イメージを失うことなくファイルをあちこちに移動できるようになります。

File > Image References > Extract Image References の順に選択して、埋め込みイメージを抽出します。

注:

多くのファイルを一度に変換する場合は、EmbedTextures.exe という名前のスタンドアロン ユーティリティを使用できます。

Include Installed Images

オンに設定すると、インストールされたビジュアライゼーション ライブラリのテクスチャ イメージと環境イメージが Wire ファイルに埋め込まれます。古いバージョンの Alias を使用しているユーザとファイルを共有する場合の推奨設定です。