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ライトボックスの反射のシミュレートに便利な、四角形の光源を作成します。

Area Light は、2 次元の長方形の光源です。サーフェス上の窓の四角い反射をシミュレートする場合に便利です。Area Light の初期値は、長さ 2 ユニット、幅 1 ユニットです。Transform > ScaleTransform > Non-p Scale を順に選択して、エリア ライトのサイズを変更します。

Area Light の拡散範囲は非常に小さいです。拡散を拡大するには、ライトを遠ざけてIntensity 値を上げます。Area Light の影は、Point Light の影と比べてコストがかかります。処理コストは、シーンの複雑さと Area Light のサイズに比例して増加します。

Area Light オプション

Area Light Options オプションは、Area ライト ツールを使用して開くことができます。

Color

ライトの色。このパラメータにテクスチャをマップすると、ライトはテクスチャを投影します (正確な投影方法は Light Type で決まります)。既定の設定は白です。

Intensity

ライトの輝度です。ライトが影響を及ぼす場合、この値ではその強さを設定します。Intensity 値が 0 のライトは光を発しません。Intensity 値を負にすると、ライトは、影響する領域でシーンからライトを削除します。スライダ レンジは 0~100 です。既定値は 1 です。

ヒント:

ホットスポットやグレアを減らすか削除するには、Intensity 値を負にします。

Decay

距離に従ってライトの輝度が減衰する割合を制御します。距離を 1 単位より短くすると、Decay 設定には効果がありません。Active EffectsForce が設定されている、つまりオフでない場合、Decay の値は、距離に従って Force の強度が減衰する割合を制御します。

有効な設定は 0、1、2、3 です。既定の設定は 1 です。

0 減衰なし。ライトはすべてのオブジェクトに到達します。
1 ライトの輝度は距離に比例して直線的に減少する。実世界の光よりゆっくりと減少。
2 ライトの輝度は距離の 2 乗に比例して減少する。実世界の光と同じ。
3 ライトの輝度は距離の 3 乗に比例して減少する。実世界の光より早く減少する。
Exclusive

ライトにリンクされたオブジェクトだけを照らすようにします。Exclusive Link を OFF にすると、ライトはライト リンクがないオブジェクトを照らします。既定の設定は OFF です。

Shadows

ライトが影を落とすかどうかを決めます。既定の設定はオフです。レイキャスト イメージでは、Spot Light のみが影を落とすことに注意してください。