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シーンに明らかな光源を置かずに、一方向を照らす Directional Light(平行光源)を作成します。

Directional Light には色、輝度、方向がありますが、シーンの中に明確な光源はありません。Directional Light を使用して、非常に遠方の光源をシミュレートします。たとえば太陽は Directional Light と考えられます。太陽はかなり遠く離れているので、地球に届く太陽光線は実質的に平行になります。Directional Light は、距離に従って減衰しません。

Directional Light は方向だけがあるため、シーンでの位置は重要ではありません。また、これはレイトレーシングのときに、シーンのこのライトが見かけの位置の背後にあるオブジェクトにも影を落とすことができるということです。

Directional Light オプション

Directional Light Options は、Directional ライト ツールを使って開くことができます。

Color

ライトの色。このパラメータにテクスチャをマップすると、ライトはテクスチャを投影します (正確な投影方法は Light Type で決まります)。既定の設定は白です。

Intensity

ライトの輝度です。ライトが影響を及ぼす場合、この値ではその強さを設定します。Intensity 値が 0 のライトは光を発しません。Intensity 値を負にすると、ライトは、影響する領域でシーンからライトを削除します。スライダ レンジは 0~100 です。既定値は 1 です。

ヒント:

ホットスポットやグレアを減らすか削除するには、Intensity 値を負にします。

Exclusive

ライトにリンクされたオブジェクトだけを照らすようにします。Exclusive Link を OFF にすると、ライトはライト リンクがないオブジェクトを照らします。既定の設定は OFF です。

Shadows

ライトが影を落とすかどうかを決めます。既定の設定はオフです。レイキャスト イメージでは、Spot Light のみが影を落とすことに注意してください。