レイアウトを指定されたファイルに出力します。
サポートされているプラットフォーム: Windows のみ
VBA:
RetVal = object.PlotToFile(plotFile [, plotConfig])
タイプ: Plot
このメソッドが適用されるオブジェクト。
アクセス: 入力のみ
タイプ: 文字列
アクティブなレイアウトの出力先ファイルの名前。複数のレイアウトを出力する場合、各出力のファイル名は図面およびレイアウトの名前から生成されます。
アクセス: 入力のみ; オプション
タイプ: 文字列
現在の設定に代わって使用する PC3 ファイルのフル パス/ファイル名。このパラメータが与えられていない場合は、現在の設定が使用されます。
タイプ: ブール型
出力を正常に行うため、出力を開始する図面はアクティブでなければなりません。
フォアグラウンドで印刷するには、AutoCAD のシステム変数 BACKGROUNDPLOT を 0 (ゼロ)に設定する必要があります。それ以外の場合、印刷はバックグラウンドで行われます。
アクティブなレイアウトを出力する場合(つまり、このメソッドの前に SetLayoutsToPlot を呼び出していない場合)、plotFile パラメータは印刷ファイルの名前を指定します。SetLayoutsToPlot メソッドを使用して複数のレイアウトを出力する場合は、図面の名前、レイアウト名、および plotFile パラメータに与えられたパスに関する情報が使用されて印刷ファイルの名前が自動的に決められます。
ファイル拡張子が plotFile パラメータに与えられると、拡張子はほとんどの場合、印刷ファイルに使用されます。指定された拡張子は、ユーザが付けた拡張子 .gif を置き換えるような、特定のラスター出力ドライバの場合のみ優先されます。
ファイル拡張子が plotFile パラメータに与えられていないと、指定したドライバまたはデバイスの既定の拡張子に基づいて印刷ファイルの拡張子が自動的に生成されます。
プロッタによっては、選択した出力形式によってファイル拡張子が決まり、ファイルに出力するかどうかも決まる場合があります。また、ファイルに出力できないプロッタもあります。詳細は、AutoCAD のオンライン ヘルプ システムまたはプロッタのマニュアルを参照してください。
VBA:
Sub Example_PlotToFile() ' This example sends a plot of the current drawing ' to a file. ThisDrawing.ActiveLayout.ConfigName = "DWF6 ePlot.pc3" ' Define the output file name. ' Use "" to use the drawing name as the file name. Dim plotFileName As String plotFileName = "MyPlot" Dim result As Boolean result = ThisDrawing.Plot.PlotToFile(plotFileName) End Sub
Visual LISP:
(vl-load-com) (defun c:Example_PlotToFile() ;; This example sends a plot of the current drawing ;; to a file. (setq acadObj (vlax-get-acad-object)) (setq doc (vla-get-ActiveDocument acadObj)) ;; Set a device current that outputs to a file (vla-put-ConfigName (vla-get-ActiveLayout doc) "DWF6 ePlot.pc3") ;; Define the plot variable (setq currentPlot (vla-get-Plot doc)) ;; Define the output file name. ;; Use "" to use the drawing name as the file name. ;; Note: if the file name exists an error will be generated. (setq plotFileName "MyPlot") (vla-PlotToFile currentPlot plotFileName) )