プロジェクトのテストが終了すると、ユーザに配布できるようになります。
作成したアプリケーションを配布するために使用する方法は、そのアプリケーションが VBA プロジェクトか、VB または VB.NET を使用して開発したアプリケーションかによって異なります。
VBA アプリケーションを配布するには、次の 2 つの方法があります。
アプリケーションに適した配布方法を選択する必要があります。現在の図面にアクセスし、他の図面にはアクセスしないアプリケーションの場合は図面に埋め込みます。アプリケーションを図面に埋め込むことにより、常に確実にアプリケーションがロードされます。したがって、図面が開いていればいつでもアプリケーションを使用することができます。
利用者が多い、頻繁に更新される、他の図面を開いたり閉じたりする必要がある、またはあまり使用されていないアプリケーションの場合は、VBA プロジェクト ファイルに格納します。この方法の場合、アプリケーションの位置は 1 つなので、誰でも確実に最新版を使用することができます。
Visual Basic または .NET アプリケーションやその他の処理の対象ではないアプリケーションは、AutoCAD の図面に格納することはできません。これらのアプリケーションは、スタンドアロン実行可能ファイル(EXE)にコンパイルされます。