概要 - マクロの繰り返し(VBA/ActiveX)

コマンドを選択したら、他のコマンドに移る前に選択したコマンドを何回か使用したい場合があります。

ほとんどの人にとってツールを使用する場合がそうで、ツールを選び、それでいくつかのことを行い、そして他のツールを選ぶという具合です。使用するたびに毎回ツールを選ぶことを避けるために、AutoCAD では null の応答により起動される、コマンド繰り返し機能を提供しています。しかしこの機能はコマンド オプションの指定には使用できません。

この機能では、頻繁に使用するコマンドを、他のコマンドが選ばれるまで繰り返すことが可能になります。項目ラベルのすぐ後の *^C^C でマクロが始まる場合は、そのマクロはメモリに保存されます。以降のコマンド プロンプトには、[Esc] または他のマクロの選択によって終了させるまで、そのマクロが応答します。

*^C^C の文字列で始まるマクロには、^C(キャンセル)を使用しないでください。マクロ繰り返しがキャンセルされます。

以下がコマンド操作を繰り返し実行するアプローチの例です。

*^C^CMOVE Single 
*^C^CCOPY Single 
*^C^CERASE Single 
*^C^CSTRETCH Single Crossing
*^C^CROTATE Single 
*^C^CSCALE Single 

マクロ繰り返しはイメージ タイル メニューの項目では動作しません。