フォームはアプリケーションにユーザ独自のダイアログ ボックスを作成するための基本的な構築ブロックです。
カスタム フォームを使用して、ユーザに情報を提供したり、ユーザから情報を取得したり、ユーザにアプリケーションの動作をコントロールさせることができます。
フォームは画家のキャンバスのようなもので、始めは空白の状態です。キャンバスを埋めるにはパレットが必要です。この場合、パレットはコントロール ツールボックスになります。画家のように、ツールボックスからコントロールを選択してフォーム上に配置してください。コントロールは好きなだけ追加できます。コントロール、およびフォームそれ自体のサイズとプロパティは、いつでも調整することができます。最後にコントロールに機能(コード)を割り当てて、フォームを完成します。
VB.NET は各種のフォームをサポートしますが、VBA ではユーザー フォームのみをサポートします。これは VB.NET で作成して書き出したフォームは、VBA には読み込めないことを意味します。
ユーザー フォーム(このガイドでは単にフォームと呼びます)は、モーダルにもモードレスにも指定できます。— —フォームの ShowModal プロパティは、それがモーダルかモードレスかを決定します。実行中のアプリケーションでモーダル フォームが表示されたら、ユーザはアプリケーション内の他のアクションを実行する前に閉じなければなりません。