オートメーション オブジェクトが公開するオブジェクト、プロパティ、およびメソッドは、タイプ ライブラリに含まれています。タイプ ライブラリとは、1 つまたは複数のオブジェクトのタイプを記述したファイル、またはファイルの一部です。
タイプ ライブラリには、オブジェクトそのものではなく、オブジェクトに関する情報が格納されています。タイプ ライブラリにアクセスすることにより、アプリケーションとブラウザは、たとえばオブジェクトにサポートされるインタフェースや、各インタフェースのメンバーの名前とアドレスなど、オブジェクトの特性を決定することができます。
アプリケーションによって公開されるオートメーション オブジェクトを使用する場合、事前にタイプ ライブラリを参照しておく必要があります。AutoCAD に関連があるオートメーション オブジェクトは次のとおりです。
アプリケーションのオブジェクトは、アプリケーションのタイプ ライブラリを参照しなくても使用できます。しかし、次の理由から、タイプ ライブラリの参照を追加した方がよいでしょう。