概要 - 1 行文字を書式設定する(VBA/ActiveX)

関連付けられた文字スタイルを変更したり、Text オブジェクトのプロパティを編集することにより、Text オブジェクトの書式を変更できます。個々の単語や文字に書式を適用することはできません。

個々の Text オブジェクトに関連付けられた文字スタイルを変更するには、StyleName プロパティを新しい文字スタイルに設定します。文字スタイルを変更してから、その Text オブジェクトの Update メソッドを使用すると、図面上で変更を確認できます。

図形要素(色、画層、線種など)の標準の編集可能プロパティの他に、Text オブジェクトで変更できるプロパティを次に示します。

Alignment
文字の水平および垂直位置合わせを指定します。
InsertionPoint
文字の挿入点を指定します。
ObliqueAngle
個々の文字オブジェクトの傾斜角度を指定します。
Rotation
文字の回転角度をラジアン単位で指定します。
ScaleFactor
文字の尺度係数を指定します。
TextAlignmentPoint
文字の位置合わせ点を指定します。
TextGenerationFlag
文字の表示方法を、前後逆、上下逆、またはその両方で表示のいずれかを指定します。
TextString
表示する実際のテキスト文字列を指定します。

プロパティを変更してから Update メソッドを使用すると、図面上で変更を確認できます。