コメントはプログラマだけでなく、ニーズに合わせてプログラムを改良する必要性が出てくる将来のユーザにとっても便利です。
小さい大きいに関わらず、すべての AutoLISP プログラム ファイルにコメントを含めることを習慣にするといいでしょう。次に、コメントの役割を示します。
コメントは 1 つ以上のセミコロン( ; )で始まり、その行の終わりまで続きます。
; This entire line is a comment (setq area (* pi r r)) ; Compute area of circle
;| ... |; 内のすべてのテキストは無視されます。これにより、コメントを 1 行のコード内に入れたり、複数の行に続けることができます。このようなコメントをインライン コメントといいます。
(setq tmode ;|some note here|; (getvar "tilemode"))
次に示すのは、複数行にわたるコメントの例です。
(setvar "orthomode" 1) ;|comment starts here and continues to this line, but ends way down here|; (princ "\nORTHOMODE set On.")