概要 - ジオメトリック ユーティリティ(AutoLISP)

図面から純粋にジオメトリック情報とジオメトリック データを取得するための関数もあります。

次に、一般的に使用されるジオメトリック関連関数の一部を示します。

次のコード例は、ジオメトリック ユーティリティ関数の呼び出しを示しています。

(setq pt1 '(3.0 6.0 0.0))
(setq pt2 '(5.0 2.0 0.0))
(setq base '(1.0 7.0 0.0))
(setq rads (angle pt1 pt2))   ; Angle in XY plane of current UCS - value
                              ; is returned in radians

(setq len (distance pt1 pt2)) ; Distance in 3D space
(setq endpt (polar base rads len))

polar の呼び出しにより、endpt には、(1,7)を基点にして、線分 pt1 - pt2 の長さと同じ距離で、X 軸を基準にしたときの線分 pt1 - pt2 の角度と同じ角度の点が代入されます。