acet-ms-to-ps (AutoLISP)

実数値をモデル空間単位からペーパー空間単位に変換します。

サポートされているプラットフォーム: Windows のみ

条件: この関数を呼び出す前に、(arxload "acspacetrans.arx") を使用して AcSpaceTrans ObjectARX アプリケーションをロードする必要があります。

構文と要素

(acet-ms-to-ps [value] [viewport])
value

タイプ: 実数

変換される値。

viewport

タイプ: ads_name

ビューポート図形名。

戻り値

タイプ: 実数または nil

成功したときは変換後の実数値、失敗したときは nil

注意

valueviewport の両方の引数を指定したときは、指定されたビューポートを使用して値がペーパー空間単位に変換されます。ユーザ入力は要求されません。

value 引数のみを指定したときは、現在のビューポートが適用され、ユーザ入力は要求されません。しかし、現在の空間がモデル空間の場合は、現在のビューポートが存在しないため、関数は失敗します(nil を返します)。ペーパー空間が現在の空間で、複数のビューポートが存在する場合は、変換に使用するビューポートを指定するように求めるプロンプトが表示されます。現在のペーパー空間に単一のビューポートしか存在しない場合は、既存のビューポートが使用されます。

どちらの引数も指定しないと、値を入力するプロンプトが表示され、可能な場合は入力した値が変換されます。

なし