inters (AutoLISP)

2 本の線分の交点を検出します。

サポートされているプラットフォーム: Windows および Mac OS

構文と要素

(inters pt1 pt2 pt3 pt4 [onseg])
pt1

タイプ: リスト

最初の線分の一方の端点。

pt2

タイプ: リスト

最初の線分の他方の端点。

pt3

タイプ: リスト

2 番目の線分の一方の端点。

pt4

タイプ: リスト

2 番目の線分の他方の端点。

onseg

タイプ: リストまたは nil

nil を指定すると、4 つの pt 引数で定義した線分は、無限の長さとみなされます。onseg 引数を省略するか nil 以外の値を指定すると、交点が両方の線分上に存在しない場合に、inters 関数は nil を返します。

戻り値

タイプ: リストまたは nil

onseg 引数が指定されていて nil の場合、inters 関数は、交点が一方または両方の線分上に存在しなくても、線分の交点の位置を返します。onseg 引数を省略するか nil 以外の値を指定すると、交点が両方の線分上に存在しない場合に、inters 関数は nil を返します。2 本の線分が交差しない場合、inters 関数は nil を返します。

注意

すべての点は、現在の UCS で表します。4 つの点すべてが 3D の場合、inters 関数は 3D 交点をチェックします。点のいずれかが 2D の場合、inters 関数は線分を現在の作図平面に投影して、2D 交点のみをチェックします。

(setq a '(1.0 1.0) b '(9.0 9.0)) 
(setq c '(4.0 1.0) d '(4.0 2.0))

(inters a b c d)
nil

(inters a b c d T)
nil

(inters a b c d nil)
(4.0 4.0)