action_tile (AutoLISP/DCL)

ユーザがダイアログ ボックスで特定のタイルを選択したときに評価すべきアクションを割り当てます。

サポートされているプラットフォーム: Windows のみ

構文と要素

(action_tile key action-expression)
key

タイプ: 文字列

アクション(key 属性として指定)をトリガするタイルの名前。この引数は、大文字と小文字が区別されます。

action-expression

タイプ: 文字列

タイルが選択されたときに評価する式。

戻り値

タイプ: T または nil

key が見つかった場合は T、それ以外の場合は nil が返されます。

注意

action_tile 関数によって割り当てたアクションは、ダイアログ ボックスの既定のアクション(new_dialog により割り当て)や、タイルの action 属性によって割り当てたアクションより優先します。その式では、タイルの現在の値を $value で、タイルの名前を $key で、タイルのアプリケーション固有のデータ(client_data_tile で設定)を $data で、タイルのコールバック理由を $reason で、タイルのイメージ座標値(タイルがイメージ ボタンの場合)を $x$y で参照できます。

注: action_tile 関数から AutoLISP の command 関数を呼び出すことはできません。

edit1 がテキスト ボックスの場合、テキスト ボックスから出るときに、次の action_tile 呼び出しのアクション式が評価されます。

(action_tile "edit1" "(setq ns $value)")