gardenpath 関数をロード、実行する

ユーザがコマンド プロンプトまたはユーザ インタフェース要素から関数を実行するには、その関数を AutoCAD 図面環境にロードしておく必要があります。

AutoLISP の load 関数は、AutoCAD 図面環境に LSP ファイルをロードするいくつかの方法の 1 つです。AutoLISP の load 関数に加えて、APPLOAD[アプリケーション ロード]コマンドを使用して LSP ファイルをロードすることができます。APPLOAD コマンドを開始すると、[アプリケーションのロード/ロード解除]ダイアログ ボックスが表示されます。[アプリケーションのロード/ロード解除]ダイアログ ボックスで、次のいずれかの方法を使用して LSP ファイルをロードすることができます。

ファイルまたは[ヒストリ リスト]から LSP ファイルをロードした場合、そのファイルは現在の図面でのみ使用可能です。ファイルまたは[ヒストリ リスト]から LSP ファイルをロードするのとは異なり、[スタートアップ登録]にファイルを追加すると、そのファイルはその後 AutoCAD 図面環境で作成または開かれるすべての図面にロードされます。

APPLOAD コマンドを使用して庭園の歩道プログラムをロードする

次に、APPLOAD[アプリケーション ロード]コマンドを使用して、gpmain.lspgpdraw.lspgp-io.lsputils.lsp ファイルを AutoCAD 図面環境にロードする方法を説明します。

  1. AutoCAD で、次のいずれかの操作を行います。
    • (Windows) リボンの[管理]タブ [アプリケーション]パネル [アプリケーションのロード]をクリックします。
    • (Mac OS) Mac OS のメニュー バーで、[ツール] [アプリケーションのロード]をクリックします。
    • コマンド プロンプトに対して、appload と入力します。
  2. [アプリケーションのロード/ロード解除]ダイアログ ボックスで、[ドキュメント] (または[マイ ドキュメント]) GardenPath フォルダまたは庭園の歩道プログラムに関する LSP ファイルが格納されているフォルダに移動します。
  3. Windows の[Ctrl]キーまたは Mac OS のコマンド キーを押します。そのキーを押しながら、gpmain.lspgpdraw.lspgp-io.lsputils.lsp ファイルを選択します。
  4. [ロード]をクリックします。
  5. [ファイルのロード – セキュリティの問題]ダイアログ ボックスが表示されたら、表示されるたびに[ロード]をクリックします。

    [アプリケーションのロード/ロード解除]ダイアログ ボックスの左下に、メッセージ「4 ファイルが正常にロードされました」が表示されます。

  6. [閉じる]をクリックして作図ウィンドウに戻ります。

    メッセージ「庭園の歩道を描くには GARDENPATH または GP と入力」がコマンド ヒストリ ウィンドウに表示されます。

gardenpath 関数を実行する

次に、gardenpath 関数を実行および使用する方法を説明します。

  1. コマンド プロンプトに対して、gardenpath と入力します。
  2. プロンプト「歩道の始点を指定:」に対して 0,0 と入力します。
  3. プロンプト「歩道の終点を指定:」に対して 10,20 と入力します。
  4. プロンプト「歩道の 1/2 幅を指定:」に対して 15,15 と入力します。
  5. プロンプト「タイルの半径を指定:」に対して 2 と入力します。
  6. プロンプト「タイルの間隔を指定:」に対して 0.25 と入力します。
  7. プロンプト「タイルの形状を指定 [円(C)/六角形(H)]:」に対して h と入力します。
  8. プロンプト「歩道の境界のポリラインのスタイルを指定 [ポリライン(P)/ライト(L)]:」に対して l と入力します。

    庭園の歩道の境界とタイルが描画されます。また、メッセージ「歩道には 13 個のタイルが必要です」がコマンド ヒストリ ウィンドウに表示されます。