照会関数とコマンド関数リファレンス(AutoLISP)

AutoLISP 照会関数とコマンド関数の概要を、次の表に示します。

照会関数とコマンド関数

関 数

説 明

(acad_colordlg colornum [flag])

AutoCAD の標準の[色選択]ダイアログ ボックスを表示します。

(acad_helpdlg helpfile topic)

ヘルプ機能を呼び出します(旧機能)。

(command [arguments] ...)

AutoCAD コマンドを実行します。

(command-s [arguments] ...)

AutoCAD コマンドと指定された入力を実行します。

(getcfg cfgname)

acadXXXX.cfg ファイルの AppData セクションからアプリケーション データを取得します。

(getcname cname)

英語以外の言語に翻訳された AutoCAD コマンド名、または英語の AutoCAD コマンド名を取得します。

(getenv "variable-name")

環境変数に設定されている文字列値を返します。

(getvar "varname")

AutoCAD のシステム変数の値を取得します。

(help [helpfile [topic [command]]])

ヘルプ機能を呼び出します。

(setcfg cfgname cfgval)

acadXXXX.cfg ファイルの AppData セクションにアプリケーション データを書き出します。

(setenv "varname" "value")

指定された値を環境変数に代入します。

(setfunhelp "c:fname" ["helpfile" ["topic" ["command"]]])

ユーザ定義コマンドをヘルプ機能付きで登録し、ユーザからそのコマンドのヘルプが要求されたとき、該当するヘルプ ファイルとトピックを呼び出すようにします。

(setvar "varname" value)

指定された値を AutoCAD システム変数に代入します。

(ver)

AutoLISP の現在のバージョンを表す文字列を返します。

(vl-cmdf [arguments] ...)

arguments を評価した上で AutoCAD のコマンドを実行します。

(vlax-add-cmd global-name func-sym [local-name cmd-flags])

コマンドをグループに追加します。

注: 拡張 AutoLISP の拡張機能: vl-load-com が必要です

(vlax-remove-cmd global-name)

単一のコマンドまたはコマンド グループを除去します。

注: 拡張 AutoLISP の拡張機能: vl-load-com が必要です