既存のオブジェクトのプロパティを変更します。
次のプロンプトが表示されます。
同じ選択セットに線分と他の変更可能なオブジェクトを含めると、オブジェクトの選択順序によって結果が異なります。CHANGE コマンドを最も簡単に使用するには、選択セットに線分だけを含めるか、選択セットに線分以外のオブジェクトだけを含めます。
厚さ 0(ゼロ)の線分を除き、選択するオブジェクトは、現在のユーザ座標系(UCS)に平行でなければなりません。
選択したオブジェクトを変更します。変更結果は、選択したオブジェクトのタイプによって異なります。
選択した線分の変更位置に最も近い端点が新しい位置に移動します(直交モードがオフのとき)。直交モードがオンのときは、線分の端点が指定した座標に移動するのではなく、X 軸または Y 軸に平行になるように選択した線分が変更されます。
円の半径を変更します。複数の円を選択した場合は、1 つの円の半径を変更し終わると自動的に次の円に進み、同じプロンプトが表示されます。
文字の位置とその他のプロパティを変更します。
文字を再配置します。
ブロックに関連付けられていない属性の文字と文字プロパティを変更します。
ブロックの位置と回転角度を変更します。
新しい位置を指定すると、ブロックが再配置されます。[Enter]を押すと、ブロックの位置は変更されません。
既存のオブジェクトのプロパティを変更します。
[印刷スタイル(PL)]オプションは、名前の付いた印刷スタイルを使用しているときにのみ表示されます。
複数のプロパティを一度に変更することもできます。各オプションの入力を終了するたびに、プロンプト「変更するプロパティを入力:」が表示されます。
選択したオブジェクトの色を変更します。
たとえば、色を緑に変更するには、green または 3 と入力します。bylayer と入力すると、オブジェクトが描かれている画層の色を継承します。byblock と入力すると、オブジェクトは構成要素の 1 つとなっているブロックの色を継承します。
2D オブジェクトの Z 軸の高度を変更します。
オブジェクトの高度は、そのオブジェクトのすべての点が同じ Z 値の場合にだけ変更できます。
選択したオブジェクトの画層を変更します。
選択したオブジェクトの線種を変更します。
新しい線種がロードされていない場合、プログラムは、標準の線種ライブラリ ファイル acad.lin (AutoCAD の場合)または acadlt.lin (AutoCAD LT の場合)からロードを試みます。これでもロードされなかった場合は、LINETYPE[線種設定]コマンドを使用してその線種をロードしてください。
選択したオブジェクトの線種尺度を変更します。
選択したオブジェクトの線の太さを変更します。線の太さの値は、定義済みの値です。定義済みの値以外の値を入力すると、最も近い定義済みの線の太さが、選択したオブジェクトに割り当てられます。
2D オブジェクトの Z 軸方向の厚さを変更します。
3D ポリライン、寸法、レイアウト ビューポート オブジェクトの厚さを変更しても効果はありません。
選択したオブジェクトの透過性レベルを変更します。
透過性を ByLayer または ByBlock に設定するか、0 から 90 までの値を入力します。
選択したオブジェクトにマテリアルがアタッチされている場合、そのマテリアルを変更します。
選択したオブジェクトの異尺度対応プロパティを変更します。