指定した方向に、指定した距離だけオブジェクトを複写します。
システム変数 COPYMODE を使用すると、自動的に連続複写するかどうかをコントロールできます。
次のプロンプトが表示されます。
オブジェクトを選択: オブジェクト選択方法を使用します。選択を終了するには[Enter]を押します。
基点を指定 または [移動距離(D)/モード(O)/複数(M)] <移動距離>: 基点を指定するか、オプションを入力します。
2 点目を指定 または [配列(A)] <1点目を基点に使用>: 2 点目を指定するか、オプションを入力します。
座標を使用して相対距離と方向を指定します。
指定する 2 点は、複写したオブジェクトを元のオブジェクトからどの方向にどのくらいの距離だけ離して配置するかを定義するベクトルです。
プロンプト「2 点目を指定」で[Enter]を押した場合は、1 点目は相対的な X、Y、Z 移動距離と解釈されます。たとえば、基点として 2,3 と指定し、次のプロンプトに対して[Enter]を押すと、オブジェクトは現在の位置から X 方向に 2 単位、Y 方向に 3 単位離れた位置に複写されます。
COPY コマンドを自動的に繰り返すかどうかをコントロールします(システム変数 COPYMODE)。
選択したオブジェクトの複写を 1 つ作成して、コマンドを終了します。
単一モード設定を無効にします。COPY コマンドは自動的に繰り返されるように設定され、コマンドが継続します。
指定した数の複写を直線状に配列複写します。
配列の項目数を指定します(元の選択セットも含む)。
基点を基準とした配列の距離と方向を決定します。既定では、配列の最初の複写は指定した距離に位置付けられます。残りの複写は、最初に配置された点を越えた位置に、同じ増分距離で直線状に位置付けられます。
配列の最後の複写を指定した距離に位置付けます。残りの複写は、元の選択セットと最後の複写との間の直線状配列にはめ込まれます。
指定した距離を最初の複写ではなく最後の複写の場所として使用し、残りの複写を元の選択セットと最後の複写の間にはめ込んで、配列を再定義します。