1 行文字オブジェクトまたはマルチ テキスト オブジェクトを記入または修正します。
マルチ テキストで使用する文字を他のファイルから読み込むまたは貼り付けたり、タブを設定したり、段落や行の間隔と位置合わせを調節したり、段組みを作成、修正できます。
インプレイス テキスト エディタには、次のものが含まれています。
編集対象の表のセルを選択すると、インプレイス テキスト エディタによって、列を表す文字と行番号が表示されます。
次のオプションが表示されます。
テキスト エディタ内のすべての文字を選択します。
選択した文字をクリップボードにコピーし、テキスト エディタから削除します。
選択した文字を、テキスト エディタからクリップボードにコピーします。
クリップボードの文字をテキスト エディタのカーソル位置に貼り付けます。
クリップボードの文字をテキスト エディタのカーソル位置に貼り付けますが、このときクリップボードの文字から文字書式、段落書式、またはすべての書式を除去します。(1 行文字の場合は使用できません。)
[フィールド]ダイアログ ボックスが表示されます。
使用できるシンボルのリストが表示されます。[その他]を選択して、その他のシンボルが含まれている[文字コード表]ダイアログ ボックスを開くこともできます。
[ファイルを選択]ダイアログ ボックス(標準のファイル選択ダイアログ ボックス)が表示されます。ASCII 形式または RTF 形式の任意のファイルを選択します。読み込まれたテキストは、元の文字書式やスタイルのプロパティを保持していますが、エディタでテキストを編集したり、書式設定することができます。読み込むテキスト ファイルを選択したら、選択した文字またはすべての文字と置き換えたり、挿入した文字を文字境界内で選択した文字に追加することができます。読み込むテキストのファイル サイズは、32K バイトに制限されています。(1 行文字の場合は使用できません。)
エディタは、自動的に文字の色を[Bylayer]に設定します。背景色が黒であるときに黒い色の文字が挿入されると、エディタは自動的に文字の色を白または現在の色に変更します。
マルチ テキスト オブジェクトの位置合わせを設定します。テキストの位置合わせとして、左揃え、中央揃え、右揃えを選択することができます。テキストを両端揃えにしたり、テキストの先頭または末尾の文字をテキスト ボックスの境界に対して位置合わせしたり、テキスト ボックス内でテキストの各行を中心揃えすることができます。行末に入力されたスペースは文字の一部として扱われ、行の位置合わせに影響します。(1 行文字の場合は使用できません。)
段落の書式設定オプションが表示されます。[段落]ダイアログ ボックスを参照してください。(1 行文字の場合は使用できません。)
番号付けリストのオプションが表示されます。(1 行文字の場合は使用できません。)
リストを作成するためのオプションが表示されます(表のセルには使用できません)。リストがインデントされ、最初に選択した段落に位置合わせされます。
チェック マークを付けないと、マルチ テキスト オブジェクトのリスト書式は除去され、項目は通常の文字列に変換されます。[自動リストを許可]にチェック マークを付けないと、[箇条書きとリスト]のオプションは、[箇条書きとリストを許可]以外はすべて使用できなくなります。
段組みのオプションが表示されます。[段組み]メニューを参照してください。(1 行文字の場合は使用できません。)
[検索と置換]ダイアログ ボックスが表示されます。
選択した文字の大文字/小文字を変更します。オプションとしては、[大文字]、[小文字]、[上付き文字]、[下付き文字]があります。
新しく入力する文字および読み込む文字をすべて大文字に変換します。[AutoCAPS]は、既存の文字には影響しません。既存の文字の大文字/小文字を変更するには、文字を選択して右クリックし、ショートカット メニューから[大文字/小文字を変更]を選択します。
コード ページのメニューが表示されます。選択した文字に適用するコード ページを選択します。(1 行文字の場合は使用できません。)
選択した複数の段落を 1 つの段落に結合し、各段落改行をスペースに置き換えます。(1 行文字の場合は使用できません。)
選択した文字の文字書式を除去するか、選択した段落の段落書式を除去するか、選択した段落のすべての書式を除去します。(1 行文字の場合は使用できません。)
[背景マスク]ダイアログ ボックスが表示されます。(表のセルおよび 1 文字の場合は使用できません。)
選択した文字列にスタック文字(たとえば、分数)が含まれている場合、スタック文字を作成します。また、スタック文字が選択された場合は、文字のスタックを解除します。スタック文字としてカレット(^)、スラッシュ(/)、シャープ(#)を使用している場合は、スタック文字の左側の文字が右側の文字の上にスタックされます。
既定では、カレットのある文字は、左に位置合わせされた許容値に変換されます。スラッシュが含まれている文字は中央に位置合わせされた分数に変換され、スラッシュは長い方の文字列の長さの水平バーに変換されます。シャープが含まれている文字は、分数に変換され、2 つの文字列の上下高さの斜線によって分離されます。分数の斜線の上側にある文字は、右下に位置合わせされます。また、斜線の下側にある文字は、左上に位置合わせされます。
テキスト エディタのオプションが表示されます。詳細は「エディタ設定」を参照してください。
テキスト エディタの動作を変更するためのオプションを提供し、追加の編集オプションを提供します。オプションは[エディタ設定]メニュー固有のオプションで、テキスト エディタでは使用できません。
インプレイス テキスト エディタおよびその内部のテキストの表示をコントロールします。読みにくい文字(極端に小さい、極端に大きい、回転しているなど)でも、このチェック ボックスンをオフにすると、ほどよい大きさで表示され、回転した文字も水平に表示されるので、読みやすく、編集も容易になります。
このチェック ボックスをオンに設定すると、システム変数 MTEXTFIXED は 0(ゼロ)に設定されます。それ以外の場合は、MTEXTFIXED は 2 に設定されます。
[文字の書式設定]ツールバーの表示をコントロールします。ツールバーの表示を元に戻すには、エディタの文字領域で右クリックして、[エディタ設定] [ツールバーを表示]を選択します。このオプションは、システム変数 MTEXTTOOLBAR によってコントロールされます。
[文字の書式設定]ツールバーが展開され、さらにオプションが表示されます。
ルーラーの表示をコントロールします。
オンにすると、エディタの背景が表示されます。(表のセルには使用できません。)
入力時のスペル チェックをオンにするか、オフにするかを決定します。
[スペルチェック設定]ダイアログ ボックスが表示され、図面内のスペルの誤りをチェックするテキスト オプションを指定することができます。
[スペルチェック辞書]ダイアログ ボックスが表示され、スペルが間違っている単語をチェックするための辞書を変更することができます。
文字を選択しているときのハイライト色を指定します。