[オブジェクト選択フィルタ]ダイアログ ボックス

オブジェクトを選択するためのフィルタを選択、編集したり、フィルタに名前を付けます。

オプション

次のオプションが表示されます。

フィルタ プロパティ リスト

現在のフィルタを構成するフィルタ プロパティのリストが表示されます。[フィルタ管理]領域の[現在]リストから選択したフィルタが、現在のフィルタです。

[選択フィルタ]

フィルタ プロパティを現在のフィルタに追加します。

オブジェクト タイプとブール演算子

フィルタ可能なオブジェクト タイプと、フィルタ式をグループ化するためのブール演算子(AND、OR、XOR、NOT)がリストされます。

ブール演算子は必ずペアで使用し、フィルタ リストでバランスを正しくとってください。囲むことのできるオペランドの数は、演算子によって異なります。

ブール演算子

開始演算子

囲むことのできるオペランドの数

終了演算子

AND 開始

1 つ以上のオペランド

AND 終了

OR 開始

1 つ以上のオペランド

OR 終了

XOR 開始

2 つのオペランド

XOR 終了

NOT 開始

1 つのオペランド

NOT 終了

たとえば、半径が 1.0 以上の円を除くすべての円を選択するフィルタを作成するには、次のフィルタ リストになるように指定します。

オブジェクト = 円

** NOT 開始

円の半径 >= 1.00

** NOT 終了

[X]、[Y]、[Z]パラメータ

オブジェクトに応じた追加のフィルタ パラメータを定義します。たとえば、[線分の始点]を選択すると、フィルタする XYZ 座標値を入力することができます。

フィルタ パラメータで、不等号の < や > の比較演算子を使用することができます。たとえば、中心点が 1,1,0 以上で、半径が 1 以上のすべての円を選択するフィルタを作成するには、次のフィルタ リストになるように指定します。

オブジェクト = 円

円の中心 X >= 1.0000 Y >= 1.0000 Z >= 0.0000

円の半径 >= 1.0000

[選択]

指定したタイプの図面内のすべての項目をリストするダイアログ ボックスが表示されます。フィルタする項目を選択します。たとえば、オブジェクト タイプとして[色]を選択してから[選択]ボタンをクリックすると、色のリストが表示され、フィルタを作成するために選択することができます。

[リストに追加]

現在の[選択フィルタ]のプロパティをフィルタ リストに追加します。名前のないフィルタに追加したフィルタ プロパティは、手動で削除しない限り、現在の作業セッション中に使用できます。

[置き換え]

フィルタ プロパティ リストから選択したフィルタ プロパティを、[選択フィルタ]領域に表示されているフィルタ プロパティに置き換えます。

[選択したオブジェクトを追加]

図面上で選択した 1 つのオブジェクトをフィルタ リストに追加します。

[項目編集]

選択したフィルタ プロパティが[選択フィルタ]領域に移り、編集できるようになります。編集したフィルタが、選択したフィルタ プロパティに置き換わります。

[削除]

選択したフィルタ プロパティを、現在のフィルタから削除します。

[リストをクリア]

リストされているすべてのプロパティを、現在のフィルタから削除します。

[フィルタ管理]

フィルタを表示、保存、削除します。

[現在]

保存されているフィルタが表示されます。リストから、現在のフィルタにするフィルタを選択します。既定のファイル filter.nfl から名前の付いたフィルタとフィルタ プロパティのリストがロードされます。

[名前を付けて保存]

フィルタとフィルタ プロパティ リストを保存します。フィルタは filter.nfl ファイルに保存されます。最大 18 文字までの名前を入力できます。

[現在のフィルタ リストを削除]

既定のフィルタ ファイルから、フィルタとすべてのフィルタ プロパティを削除します。

[適用]

ダイアログ ボックスが閉じ、プロンプト「オブジェクトを選択:」が表示され、選択セットを作成します。選択したオブジェクトに対して現在のフィルタが使用されます。