図面内でオブジェクトまたは領域を右クリックしたときの効果を変更する方法を説明します。
作図領域でショートカット メニューを表示しないようにする
右クリックしたときにショートカット メニューを表示するのか、[Enter]を押すのと同じ動作にするのかを設定するには、この方法を使用します。
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- [オプション]ダイアログ ボックスの[基本設定]タブで、[作図領域のショートカット メニュー]オプションをオフにします。
作業状態に応じた右クリックの動作を設定する
- を選択します。
- 既定、編集、およびコマンドのショートカットメニューを個別にコントロールするには、[右クリックをカスタマイズ]を選択します。
- コマンドを実行していないときに作図領域で右クリックしたときの動作をコントロールするには、[右クリックのカスタマイズ]ダイアログ ボックスの[既定モード]または[編集モード]領域で、次のいずれかのオプションを選択します。
- [最後のコマンドを繰り返す]:最後のコマンドを繰り返します。このオプションを選択すると、既定モードのショートカット メニューと編集モードのショートカット メニューは表示されません。右クリックすると、[Enter]を押したのと同じことになります。
- [ショートカット メニュー]: 既定モードのショートカット メニューまたは編集モードのショートカット メニューが表示されます。
- コマンドを実行中に作図領域で右クリックしたときの動作を指定するには、[コマンド モード]領域で次のいずれかのオプションを選択します。
- [[Enter]キー]: コマンド モードのショートカット メニューは表示されません。右クリックすると、[Enter]を押したのと同じことになります。
- [ショートカット メニュー: 常に表示]: コマンド モードのショートカット メニューが表示されます。
- [ショートカット メニュー: コマンド オプションが存在するときに表示]:現在コマンド プロンプトでオプションを使用できるときにのみ、コマンド モードのショートカット メニューが表示されます。コマンド プロンプトでは、オプションは角括弧で囲まれています。使用できるオプションがない場合、右クリックすると、[Enter]を押したのと同じことになります。
既定モード、編集モード、コマンド モードのショートカット メニューの表示/非表示を切り替えることができる他、メニューに表示されるオプションをカスタマイズすることができます。たとえば、円が選択されているときにだけ表示されるオプションを編集モードのショートカット メニューに追加することができます。
クリック時間に応じた右クリックの動作を有効にする
すばやく右クリックして[Enter]を押すのと同じ動作にするのか、右クリックする時間を長くしてショートカット メニューを表示するのかを設定するには、この方法を使用します。
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- [オプション]ダイアログ ボックスで、[基本設定]タブを選択します。[Windows 標準処理]領域で[右クリックをカスタマイズ]をクリックします。
- [右クリックをカスタマイズ]ダイアログ ボックスで、[クリック時間に応じた右クリックの機能を有効にする]チェック ボックスをオンにします。
クリック時間の長さを指定できます。既定は、250 ミリ秒です。
- [適用して閉じる]をクリックします。