コードが含まれた実行ファイルのロードを許可するフォルダとしてサポート ファイル検索パスにリストするフォルダを指定します。
悪意のあるアプリケーションをロードして実行する可能性を最小にするには、システム変数 AUTOLOADPATH を、ユーザが承認したアプリケーションが置かれる一意の読み込み専用フォルダに指定します。これには、次のファイル タイプが含まれます。
- ARX、DBX、CRX、HDI ファイル
- LSP、FAS、VLX、MNL、SCR ファイル
- .NET アセンブリ
- VBA マクロ(DVB ファイル)
-
acad.rx
- JavaScript
- DLL ファイル
注: AutoCAD のインストールフォルダのプラグインフォルダ ( %ProgramData%\Autodesk\ApplicationPlugins)、およびすべてのサブフォルダは自動的に信用されます。
有効な文字列値を次に示します。
- TRUSTEDPATHS には、クォーテーションで囲んだ 1 つまたは複数のフォルダ パスをセミコロンで区切って設定します。上記にリストされているタイプのファイルは、指定したフォルダからロードされます。
- TRUSTEDPATHS が "" (空の文字列)または "." (ピリオド)、自動的に信用されるフォルダ パスのほかに信用できるパスはありません。
- TRUSTEDPATHS が \... (円記号と 3 つのドット)で終わっているフォルダを含む場合、そのサブフォルダもすべて信用されます。
注: AutoLISP を使用する場合、TRUSTEDPATHS によって、パスがサポート ファイルの検索パスに 追加されるわけではないことに注意してください。単に、既存のサポート パスに、 権限の使用権が与えられるだけです。したがって AutoLISP ファイルは、サポート ファイルの検索パスにリストされているパス内に存在する必要があります。状況によっては、LOAD 関数の使用時に、Filename パラメータで相対ファイル パスを指定した方が便利なこともあります。
- これらの信頼できるパスは、[オプション]ダイアログ ボックス
[ファイル]タブ、または[配置]ウィザードで指定することもできます。
- システム変数 SECURELOAD の設定は、他の場所(現在の図面フォルダを含む)が信用できるかを決定します。符号付き DLL は自動的に信用されます。
注: AutoCAD 2013 SP1 以降、予約された acad2013.lsp と acad2013doc.lsp ファイルおよびそれらの後継ファイルは、既定のインストレーション フォルダ <インストール フォルダ>\Support and <インストール フォルダ>\Support\<言語> のみからロードされるようになりました。