[入力検索オプション]ダイアログ ボックス

コマンド、システム変数、名前の付いたコンテンツ(ブロックや画層など)のコマンド ライン入力候補リストの表示に関する設定をコントロールすることができます。

コマンド ラインの入力候補リストにより、コマンド ラインにコマンド、システム変数、またはブロックのような名前の付いたオブジェクト(コンテンツ)の名前の一部を入力するだけで、これらに簡単にアクセスできます。設定には、リストに表示される項目、その順番、リストが展開されるまでの時間、入力時にどの程度のヘルプが提供されるかなどが含まれます。また、リストに、入力した文字列から始まるコマンドやコンテンツの候補のみが表示されるようにするのか、入力した文字列を含むコマンドやコンテンツの候補も表示されるようにするのかを設定することもできます。

オプション

次のオプションが表示されます。

AutoComplete

コマンド プロンプトで、コマンドやシステム変数名の未入力部分を自動入力するか、入力する場合はどのように入力するかをコントロールします。

[AutoComplete]を有効にする。
入力した文字に基づいて、コマンドまたはシステム変数の未入力部分を自動入力します。
  • 部分文字列検索を有効にする。([AutoComplete]がオンのときのみ使用可能)入力した文字で始まるか、その文字が含まれているコマンドとシステム変数の候補を表示します。
  • 使用頻度順。 コマンドの使用頻度に基づいてコマンドの候補リストをソートします。
  • アルファベット順。候補リストをアルファベット順にソートします。

[AutoCorrect(R)]

コマンド ラインでのスペル チェックの補正をオンにすると、コマンド行がどのように入力されるかが設定されます。

[AutoCorrect(R)]を有効にする
スペルミスが多い入力のコマンドまたはシステム変数候補を表示します。

入力候補リストは、時間の経過とともに、繰り返しスペルミスした単語を含めるように更新されます。

  • <n> 回スペルミスをしたら修正を記憶する。([AutoCorrect(R)]がオンのときにのみ使用可能)何回スペルミスをすると、そのコマンドまたはシステム変数が入力候補のリストに追加されるかを設定します。

システム変数を検索

コマンド ラインの入力候補リストに、システム変数を含めます。

コマンドとシステム変数を分離します。
([システム変数を検索]がオンのときのみ使用可能)[コマンド]リストの下に、システム変数の候補リストを分離して表示します。

システム変数を分離して表示する設定の場合、リストを表示するには、[Tab]キーを押す必要があります。

入力候補リストの遅延時間

コマンド ラインの入力候補リストが表示されるまでの時間をコントロールします。ミリ秒単位で時間を入力します。

コマンド ラインでコンテンツを検索

名前の付いたオブジェクト(コンテンツ)を、コマンド ラインの入力候補リストに表示するかどうかを指定します。

また、どのタイプの名前付きオブジェクトを含めるかを選択することもできます。

  • ブロック
  • [画層(L)]
  • [ハッチング(H)]
  • [表示スタイル] (AutoCAD LT では使用できません)
  • [文字スタイル]
  • 寸法スタイル

リストの順序を変更するには、内容の種類を選択して、矢印ボタンをクリックします。