BREAK[部分削除] (コマンド)

選択したオブジェクトの 2 点間を部分的に削除したり、選択したオブジェクトを 1 点で 2 つに分割します。

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オブジェクト上で指定した 2 点間を削除し、2 つのオブジェクトに分割します。オブジェクト上で点を指定しない場合、点は自動的にオブジェクトに投影されます。BREAK[部分削除]コマンドは、ブロックや文字を挿入できるようスペースを確保するためによく使用されます。

表示されるプロンプトは、オブジェクトの選択方法によって異なります。ポインティング デバイスを使用してオブジェクトを選択すると、オブジェクトが選択されると同時に、指定した点が部分削除するための 1 点目とみなされます。次のプロンプトに対して、2 点目を指定するか、1 点目を変更することができます。

[1 点目(F)]

オブジェクトを選択するときの元の 1 点目を、新しく指定する点に変更します。

2 点目
2 点目を指定します。指定した 2 点間のオブジェクトの一部が削除されます。2 点目をオブジェクト上で指定しなかった場合は、オブジェクト上の近接点が選択されます。このため、線分、円弧、ポリラインの一端を部分削除するには、削除する側の端点を越えた位置で 2 点目を指定します。

部分削除をしないで 1 つのオブジェクトを 2 つに分割するには、1 点目と 2 点目に同じ点を指定します。これを行うには、2 点目を指定するときに @ と入力します。

線分、円弧、円、ポリライン、楕円、スプライン、ドーナツや、他のいくつかのオブジェクト タイプは、2 つのオブジェクトに分割したり、一端を削除することができます。

円を部分削除すると、1 点目から 2 点目まで反時計回りに円の一部が削除され、円が円弧に変換されます。

[点で部分削除]ツールを使用すると、選択したオブジェクトを単一の点で分割することができます。

有効なオブジェクトには、線分、開いたポリライン、円弧があります。円などの閉じたオブジェクトは、単一の点で分割することはできません。