[高度なセットアップ]ウィザード

長さの単位、角度、角度の基準、角度の方向、領域を定義します。

オプション

次のオプションが表示されます。

[高度なセットアップ]ウィザードには、[長さの単位]、[角度の単位]、[角度の基準]、[角度の方向]、[領域]の 5 つのページがあります。ウィザードの使用中は、[戻る]ボタンと[次へ]ボタンをクリックすると、ページを切り替えることができます。また、最後のページで[完了]ボタンをクリックすると、ウィザードを閉じて指定した設定に基づいて新しい図面を作成できます。

長さの単位、角度の単位、角度の基準、角度の方向は、後で UNITS[単位管理]コマンドを使用して変更できます。また、領域は後で LIMITS[図面範囲設定]コマンドを使用して変更できます。

[長さの単位]

単位の形式と精度を選択します。単位の形式は、座標値と計測値を入力および表示するときに使用する形式です。[クイック セットアップ]ウィザードの[長さの単位]ページにも、同じ形式が含まれています。詳細については、「単位と書式を設定する」を参照してください。

単位の精度は、長さの計測を表示する場合の小数位または分母の精度を指定します。

[角度の単位]

角度を入力および表示する形式を選択します。

[度(十進表記)]

度の端数を十進数で表示します。

[度/分/秒]

度の端数を分秒で表示します。

[グラジエント]

角度をグラジエントで表示します。

[ラジアン]

角度をラジアンで表示します。

[測量用単位]

角度を測量用単位で表示します。

[角度の基準]

角度を入力する基準となる 0(ゼロ)角度の方向を選択します。角度値を入力する場合、このページで選択したコンパス方向からの角度は、反時計回りか時計回りのどちらかで計測されます。[角度の方向]ページで方向を反時計回りか時計回りのどちらにするかをコントロールできます。

[東]

コンパス方向の東を角度 0として指定します。

[北]

コンパス方向の北を角度 0として指定します。

[西]

コンパス方向の西を角度 0として指定します。

[南]

コンパス方向の南を角度 0として指定します。

[その他]

[東]、[北]、[西]、[南]以外の方向を指定します。角度 0として扱う特定のコンパス方向を入力します。

[角度の方向]

角度を入力したり表示する場合に、角度 0 からの正の角度値とする方向を示します。[反時計回り]か[時計回り]のどちらかです。

[領域]

作図する図面の実際の幅と長さを指定します。グリッドをオンにした場合にグリッド ドットによって覆われる図面の領域は、この設定値に基づいて設定されます。図面範囲チェックを LIMITS[図面範囲設定]コマンドでオンに設定すると、入力できる座標も矩形領域内に限定されます。LIMITS コマンドを使用して、作図領域と図面範囲チェックのオン、オフを切り替えることができます。