概要 - 光源のプロパティをコントロールする

図面内のすべての光源には、一般プロパティと特定光源プロパティがあります。これらのプロパティは、光源の配置後に変更できます。

一般プロパティ

光源を選択すると、[プロパティ インスペクタ]でそのプロパティを変更できます。

次のプロパティはすべての光源で共通です。

フォトメトリック プロパティ

フォトメトリック照明では、追加のプロパティを使用でき、標準照明とは異なる照明効果を得ることができます。[フォトメトリック プロパティ]パネルには、次のプロパティがあります。

フォトメトリック光源の[種類]プロパティとして[配光]を選択した場合は、[光源]カテゴリに[フォトメトリック配光光源]と[配光光源オフセット]パネルが表示され、追加のプロパティを使用できます。

スポットライトのプロパティ: ホットスポットとフォールオフ

スポットライトの光が面にあたると、その中心領域が最も明るく、中心から離れるにしたがってだんだん暗くなります。

ホットスポット角度とフォールオフ角度の差が大きいほど、光線のエッジはソフトになります。ホットスポット角度とフォールオフ角度がほとんど等しい場合、光線のエッジはシャープになります。設定可能な値は、ともに 0 ~ 160 度です。ホットスポットとフォールオフのグリップを使用すると、これらの値を直接調整できます。

点光源とスポットライトの減衰プロパティ

距離に応じて、光源がどのように減衰するかをコントロールします。光源からオブジェクトが離れるほど、オブジェクトは暗く見えます。 減衰の指定は、[なし]、[反比例方式]、または[逆二乗方式]に指定できます。フォトメトリック光源の場合、[減衰]パネルは使用できません。

範囲を使用して、光が放射を開始する位置と終了する位置をコントロールすることもできます。範囲は、発光する場所と光が届かなくなる場所をコントロールするときに、クリップ平面のように動作します。範囲を使用すると、プログラムは光が実際に届かなくなる光源のレベルを計算する必要がなくなるため、パフォーマンスが向上します。

ジオメトリ プロパティ

[ジオメトリ]プロパティは、光源の位置と目標をコントロールします。光源が指向性点光源、スポットライト、また配光光源の場合は、追加の目標位置プロパティを使用できます。光源の[目標]プロパティのあり/なしもコントロールできます。