MLEADERSCALE (システム変数)

マルチ引出線オブジェクトに適用する全体の尺度を設定します

タイプ:実数型
保存先:図面
初期値:1.0000

LEADER[引出線記入]コマンドで作成される引出線オブジェクトを尺度変更するには、DIMSCALE[寸法の尺度]を使用します。

0.0

現在のモデル空間ビューポートとペーパー空間の間の尺度設定に基づいて、適切な既定値を自動的に計算します。ペーパー空間にいる場合、またはモデル空間にいてもペーパー空間の機能を使用していない場合は、尺度として 1.0 が使用されます。

>0

尺度を自動的に計算し、この尺度により、寸法値のサイズ、矢印のサイズ、その他尺度設定された距離を、該当する面に出力します。

MLEADERSCALE の値は、計測した長さ、座標、角度には影響しません。

MLEADERSCALE を 0(ゼロ)に設定して、現在のマルチ引出線スタイルが異尺度対応でないときには、ペーパー空間ビューポートで記入されたマルチ引出線オブジェクトの引出線尺度は、ビューポートの尺度によって決まります。現在のマルチ引出線スタイルが異尺度対応の場合、MLEADERSCALE の値は 0 (ゼロ)に設定されます。MLEADERSCALE の値を変更しても無視され、0(ゼロ)にリセットされます。