概要 - 表スタイルを使用する

表の外観は、表スタイルでコントロールします。既定の表スタイル STANDARD を使用することも、ユーザ独自の表スタイルを作成することもできます。

新しい表スタイルを作成する場合、開始表を指定できます。開始表は図面内の表で、新しい表スタイルを書式設定するための例として使用されます。表を選択したら、その表から表スタイルにコピーする構造と内容を指定できます。

セル スタイルを作成し、新しい表の挿入時に表スタイルに適用できます。表スタイルでは、行のタイプごとに異なるセル スタイルを指定し、文字や罫線に異なる位置合わせと外観を表示できます。これらのセル スタイルは、表の挿入時に指定します。たとえば、STANDARD 表スタイルには、文字が中央に配置される結合したセルから構成されるセル スタイルが含まれています。この[タイトル]という名前のセル スタイルは、表の 1 行目のセルとして指定できます。これにより、新しい表の最上部にタイトル行が作成されます。

表は、上から下に読むことも、下から上に読むこともできます。列数と行数に、ほとんど制限はありません。

表をセルに分割する罫線の表示は、表のセル スタイルの罫線プロパティでコントロールします。タイトル行、列見出し行、データ行の罫線それぞれに、異なる線の太さと色を指定できます。また、罫線の表示と非表示を切り替えることもできます。罫線オプションを選択すると、[新しい表スタイル]または[表スタイルを編集]ダイアログ ボックスの右下のセル スタイル プレビュー イメージが更新されます。

表のセル内の文字列の外観は、現在のセル スタイルで指定されている文字スタイルによってコントロールされます。図面内の任意の文字スタイルを使用することも、新しい文字スタイルを作成することもできます。また、DesignCenter を使用して、他の図面から表スタイルをコピーすることもできます。

データおよび、表スタイル内の任意のセル スタイルの書式を定義することができます。 指定したセルのデータおよび書式を上書きすることもできます。たとえば、すべての列の見出し行を、文字列が大文字で表示されるように書式設定した後で、表の 1 つのセルを選択し、文字列が小文字で表示されるように上書きできます。行に表示するデータ タイプおよびそのデータ タイプの書式は、[表のセルの書式]ダイアログ ボックスで選択した形式オプションによってコントロールされます。