[クイック選択]ダイアログ ボックス

選択フィルタ条件と、その条件に基づいて選択セットを作成する方法を指定します。

オプション

次のオプションが表示されます。

[適用先]

フィルタ条件を図面全体に、または現在の選択セット(現在の選択セットがある場合)に適用します。

[現在の選択セットに追加]チェック ボックスをオンにすると、フィルタ条件が図面全体に適用されます。

[オブジェクトを選択]

フィルタ条件を適用するオブジェクトを選択できるよう、一時的に[クイック選択]ダイアログ ボックスを閉じます。

[オブジェクト タイプ]

フィルタ条件とするオブジェクト タイプを指定します。フィルタ条件が図面全体に適用されている場合は、カスタム オブジェクトも含め、すべてのオブジェクト タイプが[オブジェクト タイプ]リストに表示されます。それ以外の場合は、選択したオブジェクトのオブジェクト タイプだけが表示されます。

AutoCAD LT の場合、サポートされていないオブジェクト タイプを選択すると、[プロパティ]パレットではグレー表示になり、変更できません。

[プロパティ]

フィルタ条件とするオブジェクト プロパティを指定します。プロパティのリストには、選択したオブジェクト タイプの検索可能なプロパティがすべて含まれます。ここで選択したプロパティに応じて、[演算子]と[値]ボックスで使用可能なオプションが決まります。

オブジェクトへのフィーチャ分類の追加に AutoCAD ® Map 3D のようなアプリケーションを使用している場合は、分類プロパティを選択できます。

[演算子]

フィルタの範囲をコントロールします。選択したプロパティに応じて、[演算子]リスト ボックスには、[= 等しい]、[<> 等しくない]、[> より大きい]、[< より小さい]、[* ワイルドカード マッチ]、[すべて選択]が表示されます。[* ワイルドカード マッチ]は、編集可能なテキスト フィールドに限り使用できます。すべてのプロパティ フィルタを無視するには、[すべて選択]オプションを使用します。

[値]

フィルタ条件とするプロパティ値を指定します。

[適用方法]

指定したフィルタ条件に適合するオブジェクトを新しい選択セットに含めるのか、排除するのかを指定します。[新しい選択セットに含める]ラジオ ボタンをオンにすると、フィルタ条件に適合するオブジェクトだけで構成された新しい選択セットが作成されます。[新しい選択セットから除く]ラジオ ボタンをオンにすると、フィルタ条件に適合しないオブジェクトだけで構成された新しい選択セットが作成されます。

[現在の選択セットに追加]

QSELECT コマンドによって作成された選択セットを現在の選択セットと置き換えるか、現在の選択セットに追加するかを指定します。

注: QSELECT コマンドは、カスタム オブジェクト(別のアプリケーションで作成されたオブジェクト)とそのプロパティをサポートしています。カスタム オブジェクトが、標準プロパティ以外のプロパティを使用している場合、アプリケーション固有のプロパティを QSELECT コマンドで使用できるようにするには、カスタム オブジェクトの作成元アプリケーションが動作している必要があります。