概要 - オブジェクトを回転する

図面内のオブジェクトは、指定した基点を中心に回転することができます。

回転角度を指定するために、角度値を入力するか、カーソルを使用してドラッグするか、または絶対角度からの参照角度を指定することができます。

指定した角度だけオブジェクトを回転する

0 ~ 360 度の回転角度を入力します。ラジアン、グラジェント、または測量用単位で角度値を入力することもできます。正の角度の値を入力すると、[単位管理]ダイアログ ボックスの[角度の方向]の設定によって、オブジェクトは反時計回りまたは時計回りに回転します。

ドラッグ操作によってオブジェクトを回転する

基点を中心としてオブジェクトをドラッグし、2 点目を指定します。より正確に指定できるように直交モード、極トラッキングおよびオブジェクト スナップを使用します。

たとえば、オブジェクト(1)を選択し、基点(2)を指定し、別の点(3)にドラッグして回転角度を指定し、家のプラン ビューを回転することができます。

絶対角度を指定してオブジェクトを回転する

[参照(R)]オプションを使用して、絶対角度を指定してオブジェクトを回転することができます。

たとえば、回転するオブジェクトを選択し(1、2)、基点(3)を指定し、[参照(R)]オプションを使用して、斜めのエッジが 90 度まで回転するように、図中の部品を回転することができます。参照角度を指定するには、斜線の 2 つの端点(4、5)を指定します。新しい角度を指定するには、90 と入力します。

3D でオブジェクトを回転する(AutoCAD LT では使用できません)

3D オブジェクトを回転するには、ROTATE[回転]コマンドまたは ROTATE3D[3D 軸回転]コマンドを使用します。