LAYOUTREGENCTL (システム変数)

[モデル]タブまたはレイアウト タブで、ディスプレイ リストを更新する方法を指定します。

タイプ:整数型
保存先:レジストリ
初期値:2

タブごとに、そのタブに切り替えたとき図面を再作図するか、またはそのタブに切り替えたときにディスプレイ リストをメモリに保存して変更されたオブジェクトだけを再作図するか、いずれかの方法によってディスプレイ リストが更新されます。LAYOUTREGENCTL の設定を変更すると、パフォーマンスを向上させることができます。

0

タブが切り替えられるたびに図面を再作図します。

1

[モデル]タブと最後に現在のタブにされたレイアウトに関しては、表示リストをメモリに保存し、この 2 つのタブが切り替えられたときには図面の再作図は行いません。他のすべてのレイアウトについては、タブを切り替えると再作図されます。

2

最初に各タブに切り替えられたときに、図面を再作図します。それ以降の図面セッションでは、ディスプレイ リストがメモリに保存され、各タブに切り替えるときに再作図は行われません。

LAYOUTREGENCTL の設定によって得られるパフォーマンスの効果は、図面のサイズ、図面のタイプ、図面に含まれるオブジェクト、使用可能なメモリ容量、開いている他の図面やアプリケーションの影響など、いくつかの要因によって異なります。LAYOUTREGENCTL を 1 または 2 に設定すると、使用されるメモリの量が増えます。使用されるメモリ容量は、[モデル]タブの表示リストの容量に、表示リストに保存される各レイアウト内のビューポートの数を掛けたサイズになります。

LAYOUTREGENCTL を 1 または 2 に設定しても、全体的に、または表示リストが保存される各タブ間を切り替えたときにパフォーマンスが遅いように思われるときは、ご使用の作業環境で最適なパフォーマンスが得られるように設定を 0 または 1 に変更してみてください。パフォーマンスの設定の詳細は、[システム]タブ([オプション]ダイアログ ボックス)を参照してください。

LAYOUTREGENCTL の設定に関係なく、ブロックを再定義したりタブの切り替え操作を取り消すと、保存されるビューポートを含むタブに最初に切り替えた時点で図面が再作図されます。