レンダリング イメージを、ビューポート、レンダリング ウィンドウ、またはファイルに保存します。
選択したレンダリング設定とレンダリング プリセットによっては、レンダリングの処理に時間がかかることがあります。しかし、以前にレンダリングしたイメージの再表示は瞬時に行われます。
レンダリング イメージを保存するには、ファイルに直接レンダリングするか、ビューポートにレンダリングしてからイメージを保存するか、[レンダリング]ウィンドウおよびイメージにレンダリングできます。イメージを保存した後は、いつでもそのイメージを表示できます。また、保存したイメージは、作成したマテリアルのテクスチャ マップとして使用することもできます。
ディスプレイの環境設定にかかわらず、レンダリングしたイメージを画面に表示しないで、ファイルに直接出力できます。画面上でレンダリングを行わない場合、現在のディスプレイ環境設定で可能な解像度以上でレンダリングできるという利点があります。そのイメージは、高解像度ディスプレイを備えた他のシステムで表示できます。 [レンダリング詳細設定]パレットまたはリボンの[レンダリング]パネルで[イメージ目標]を設定して、ファイルの場所とファイル名を設定します。レンダリング イメージは、BMP、TGA、TIF、PCX、JPG、PNG といった各種のファイル形式で保存されます。
ビューポートにレンダリングするよう選択できます。モデルをビューポートにレンダリングした後は、SAVEIMG[イメージ保存]コマンドを使用して、表示されたイメージを BMP、TGA、TIF、PCX、JPG、PNG のいずれかのファイル形式で保存します。選択したファイル形式によっては、異なるグレースケールまたはカラー デプスでファイルを保存できます。
レンダリングの出力先として[レンダリング]ウィンドウを選択した場合は、BMP、TGA、TIF、PCX、JPG、PNG のいずれかのファイル形式でイメージを保存したり、イメージのコピーを保存することができます。選択したファイル形式によっては、グレースケールまたは 1 ピクセルあたり 8 ビット~ 32 ビット(bpp)までのカラー デプスで保存できます。
図面のレンダリング履歴の一部であるイメージのコピーを保存できます。[レンダリング]ウィンドウで[コピーを保存]オプションを使用すると、既に出力パスを設定していても、新しい場所にレンダリング イメージを保存できます。このオプションは、履歴エントリを再レンダリングして、新しいイメージと以前のイメージを比較する場合に役立ちます。
保存されたレンダリングは、任意のイメージ ビューアで開いて表示できます。外部プログラムを使用しない場合は、IMAGEATTACH[イメージ アタッチ]コマンドを使用して図面にイメージを挿入することで、イメージを表示することもできます。