3D ソリッドまたは 3D サーフェスが交差していたり重なっている部分を検出します。
3D ソリッドまたは 3D サーフェス モデルのセット内の干渉部分をチェックするには、INTERFERE[干渉]コマンドを使用します。オブジェクトの 2 つのセットを比較したり、図面内のすべての 3D ソリッドと 3D サーフェスをチェックできます。
干渉チェックを行うと、一時的にソリッドまたはサーフェス オブジェクトが作成され、モデルが交差している部分がハイライト表示されます。
選択セットに 3D ソリッドと 3D サーフェスの両方が含まれている場合、作成される干渉オブジェクトはサーフェスです。
メッシュ オブジェクトに対して干渉チェックを行うことはできません。ただし、メッシュ オブジェクトを選択した場合、メッシュ オブジェクトをソリッドまたはサーフェス オブジェクトに変換することを選択すれば、操作を続行できます。
干渉チェックの操作中に、[干渉チェック]ダイアログ ボックスを使用して、干渉オブジェクトを循環したり、ズームすることができます。干渉チェック中に作成された一時的な干渉オブジェクトを削除するかどうかを指定することもできます。
干渉のチェック方法
次の方法を使用して、干渉をチェックします。
- 1 つの選択セットを定義する。1 つの選択セット内のすべての 3D ソリッドと 3D サーフェスの干渉がチェックされます。
- 2 つの選択セットを定義する。オブジェクトの 1 番目のセット内のオブジェクトが、2 番目の選択セット内のオブジェクトと比較されて干渉がチェックされます。
- ブロックまたは外部参照内でネストされているソリッドを個々に指定する。ブロックと外部参照内でネストされている 3D ソリッドまたは 3D サーフェス オブジェクトを個々に指定し、選択セット内の他のオブジェクトと比較します。